安倍晋三首相が新型コロナウイルス対策として、スポーツ・文化イベントの開催自粛を要請したその日(2020年2月26日)に、あろうことか側近の秋葉賢也・総理補佐官が仙台市内で政治資金パーティを開催していた。追及された秋葉補佐官は、あきれた言い訳を並べ立てた。

「総理が自粛を要請したのは26日午後。私のパーティは夕方に予定されていたため、物理的に中止という選択肢は難しかった」「危機管理をしていく立場にいますのでね、延期も検討したが、東北は6県とも感染者が出ていない。感染者がいる東京都違うんですよ」「政府の公式な立場というのは、一律に自粛要請はしないと。それぞれの判断に任せるという立場です」と悪びれる様子もなくまくしたてた。

パーティの飲食も、政府の専門家会議が避けるように呼び掛けていたビュッフェ方式だった。「すでに用意してあったんでね。すでにあるものに対して切り替えられないですよね」と開き直った。

PerfumeやEXILEはコンサート直前でも中止

PerfumeやEXILEはコンサート直前でも中止を決めた。全国各地から足を運んだ数万人の観客が会場周辺でドタキャンを知らされることとなったが、そのことを記者から指摘されると、「そういう問題じゃなくて。同じ環境でとらえないでください。宮城県は感染者がまだ出ていない」と語気を荒げた。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「秋葉総理補佐官は一議員ではありません。官邸のメンバーです。なのに、PerfumeだってEXILEだって当日にやめているのに、『決まっていたからやります』なんてことを言っている。官邸に危機感がないのに、国民に正しい危機感が伝わるわけがありません」