永遠のテーマといっても過言ではない「男女の友情」。友達だと思っていた人と恋愛関係になってしまった人もいる一方で、異性と親友レベルの関係性を築ける人も多いはず。そこで、お互いに聞いてみたかった恋愛観の答え合わせをすべく、Z世代の6人がリアルな恋愛事情を告白!第1回、第2回目、第3回目の座談会に引き続き、実体験に基づいた「男女の友情が成立する/しない関係性」を紐解いていきます。

参加者プロフィール

■Aさん(22歳)

職業:フリーランス 恋愛タイプ:2年前に付き合っていた人を今でもどこかで引きずってる。男性の下心を感じ取りやすく、男女の友情は信じていない。

■Bさん(21歳)

職業:学生 恋愛タイプ:現在は自分のセクシャリティを模索中なため、恋愛はお休み。男性の親友がいて、男女の友情は成立する派。

■Cさん(21歳)

職業:学生 恋愛タイプ:中〜高の6年間を女子校で過ごし、彼氏歴ゼロ。男性からよくいじられるので、恋愛には発展せず友情が成り立つ。

■Dくん(23歳)

職業:小売業勤務 恋愛タイプ:9年間彼女なし。所詮男と女であるため、何かあってもおかしくないと思っている。

■Eくん(21歳)

職業:学生 恋愛タイプ:草食系男子で、女友達と旅行をした経験を持つ。男女の友情は断然アリ派。

■Fくん(20歳)

職業:学生 恋愛タイプ:初めての彼女が今年の夏にできたばかり。タイプではない女子とは友達になれる。

男女の友情:アリ派?ナシ派?

Bさん「皆は男女の友情って成り立つと思う? 私はアリ派だな。男の子の親友もいるよ」

Aさん「私は無理だと思うな。よっ友や飲み友達に男の子がいてもおかしくないけど、それ以上の深い関係には絶対にならないの。だから、異性の親友がいる人たちってすごいと思うな」

Cさん「条件付きだったら、成立すると思う! 私の場合、友達になれるのは"絶対好きにならない"って言い切れるような、変な癖とか欠点がある男の子だけ(笑)。しかもその癖も、友達としてならギリギリ許せるけど、彼氏だったら絶対嫌なレベルのやつ」

Fくん「なんじゃそりゃ(笑)。俺もアリ派だよ! 実際に女子友達は多いと思う」

Dくん「俺はナシ派! 相手を恋愛対象として見てなかったとしても、ふとしたことをきっかけに友達以上の関係に発展しそう」

Aさん「私の勝手な偏見だけど、男の子って常に下心があると思うの。だからご飯に誘われても、二人きりだったら断ることが多いかな。変に期待させたくないし。実際、男の子って誰に対しても出来心があるの?」

Dくん「ぶっちゃけ、下心は確実にある(笑)。普段は何とも思っていない女の子に対しても、お酒が入るとそういう気持ちになるんだよね」

Eくん「まじで言ってる!? 俺は男女の友情、賛成派だな。遊びに行くのはもちろん、女友達と二人きりで4泊5日の旅行もしたことあるよ! 当たり前だけど、やましいこともゼロ」

Fくん「え!まずどこに、何しに行ったの(笑)」

Eくん「鳥取県。街を歩きながら、だらだらするだけ! なんかその子とは波長が合うんだ」

Dくん「女の子との旅行もそうだけど、何より5日間も鳥取にいたのがすごい(笑)」

みんな「それな(笑)」

男女の友情が成り立つ関係性

Bさん「やっぱり男女の友情において、やましいことが起きないって絶対条件じゃない? 男の子の親友がいるって言ったけど、私たちはそこがぶれないの。きっと、私が彼を恋愛対象として好きにならない限り、彼は絶対に下心は持たないはず」

Fくん「お互いその気が全くないのは大切だよね。特に男の方が淡泊なタイプだったらなおさら上手くいくと思う」

Bさん「うん。私の場合は性別関係なく、相手と性的な関係になっているところが想像つくかつかないかで、友達になれるかどうかも判断できると思ってる。女友達と一緒に旅行へ行ったEくんも、そうでしょ?」

Eくん「うん。お互い下心が全くないんだ。俺はそもそも草食系だし、相手の子もそういう感じだよ」

Aさん「なるほどね。私はやっぱり男女の友情はナシ派。だけど、恋人や婚約者、結婚相手がいる男の人に限り、もしかしたら友達になれるかも。絶対変な関係にはならないって言いきれるし」

Dくん「いや、男はお酒が入るとわからないよ。俺は未だに、E君は男と鳥取に行ったと思ってる(笑)」

Eくん「違うわ! あれ、もしかしたら男だったのかな…(笑)」

みんな「爆笑」

Cさん「私は男友達から下心、あんまり感じたことないな。むしろ、よくいじられる! ある意味、気を遣わない関係性なのかも」

友達から恋愛に発展する可能性は?

Aさん「Eくんはさっき自分のこと草食系って言ってたけど、逆にどういうときに下心って出てくるの?」

Eくん「相手から好意をアピールされたときかな。今の彼女もそうだよ。逆に女子は、友達以上になりたいときってどうしてるの?」

Bさん「私は友達から恋愛には発展しないよ! だからこそ、男女の友情って成り立つと思うんだ。逆に私は初対面の人に一目惚れをしやすいんだけど、これが原因なのかも」

Aさん「なるほどね〜。相手が自分のタイプだったら、初めから友達枠としては見れないや。そういう人とだったら、二人きりでご飯に誘われても行くよ」

Fくん「じゃあ恋愛対象になる相手は初めから特別なわけか! 確かに俺も女友達は多いけど、友達からは発展しないかも」

Bさん「Fくんって気になってる女の子といるときと、私やCさんといるときじゃ全然態度違うから、可愛いよね」

Dくん「何を基準に、友達枠と恋愛対象枠って選別してるの?」

Fくん「まずは容姿がタイプかどうか…」

BさんとCさん「おい(笑)」

Fくん「Bさんは特に、性格がさばさばしてるしね。俺が話してても『どうでもいいわ!』とか『鼻毛はえてるよ』とか言ってくる(笑)」

Eくん「わかる(笑)。本音で話せる人って男女関係なく友達になりやすいよね」

Bさん「確かに、それは私もそう思う!」

Dくん「やばい、俺はお酒飲んだら全然ダメだ(笑)」

みんな「爆笑」

「男女の友情」が成立しない関係性


男女の一線を超える可能性がどちらかにある

「男女の友情」が成立する関係性


お互い全くタイプじゃない
お互い恋愛体質ではない
雑なくらい気を遣わなくていい
二人きりになっても何も起きない
はっきりと本音で話せる