新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためと、安倍首相はきのう27日(2020年2月)に全国すべての小中高校などに、来週2日から臨時休校するよう要請し、各方面で大混乱が起こっている。政府高官は「世の中の雰囲気が変わったから。いろいろと議論はあったが、最後は総理の政治判断だった」と話しているという。

前日のイベントやスポーツ大会の開催自粛に続いて、思い付きにしか見えない。保護者への対応については、「具体策は何も決まっていない。走りながら考えるしかない」(政府高官)と、場当たりだったことは歴然だ。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「何となく総理が思いついて言ってしまいましたということで、済む話ではありません。学校を全部休みにしたらどんな影響があるのか、われわれ素人でもわかります。総理はどんな影響があって、どんな対策があるかを官僚に考えさせて、パッケージで発表すべきでした」

経済評論家の加谷珪一氏「学校であれば経済活動への影響が少ないので、という感じで決めてしまったのであれば、少しバランスを欠くという印象ですね」

センバツ高校野球はやるの?学校は休みなのに?

選抜高校野球大会は来月19日に開幕し、出場32校もすでに決定している。しかし、学校は休校なのに、野球大会はやるのかという問題になる。日本高校野球連盟の小倉好正事務局長は、「さらに情報収集を進め、来月4日の大会運営委員会で審議したい。開催可否も含めて対応を協議する」と話している。高校野球では「無観客試合」というわけにもいかないだろう。