C・ロナウド問題!? レアルは得点力不足、ユーヴェのMFはロナウド活かせない
26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグの2試合は、ユヴェントスとレアル・マドリードにとって非常にモヤモヤするものとなった。
ユヴェントスはリヨンに0-1で敗れ、レアルはマンチェスター・シティに1-2で敗北。敗北の理由を1つにまとめるのは難しいが、キーワードは「クリスティアーノ・ロナウド」だ。
英『BBC』はとあるサッカーファンのSNS上での意見を紹介しているが、この指摘が少し面白いのだ。
サッカーファンから挙がった意見はこちらだが、同じ感想を抱いた人もいたかもしれない。マンCと対戦したレアルは、イスコ、ルカ・モドリッチなど、中盤にワールドクラスのタレントを抱えている。中盤の創造性は世界屈指と言っていい。
しかし、彼らが作ったチャンスを活かすフィニッシャーが不足している。カリム・ベンゼマが奮闘しているものの、やはりゴール前での迫力は物足りない。仮にロナウドがいればマンC相手に複数得点を奪えたかもしれない。
一方でユヴェントスは中盤でミラレム・ピャニッチ、アドリエン・ラビオ、ロドリゴ・ベンタクールがリヨン戦に先発していたが、創造性ではレアルに劣る。
同メディアはロナウドがボールに触れるため中盤へ下がるケースが多かったと伝えており、チャンスメイク力は気になるポイントだ。レアルに比べると、ユーヴェはロナウドの得点力を活かすだけの創造性を備えていないと言える。
同メディアは「ロナウドでもユヴェントスを素晴らしいものにはできなかった」と伝えているが、ユヴェントスでのチャンピオンズリーグ制覇は想像以上に難しいミッションなのか。
ロナウドがいるのに調子が上がらないユヴェントス、ロナウド退団後2シーズン続けてベスト16敗退の危機にあるレアル。両チームにとっては苦い1stレグとなってしまった。
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