香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎

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 21日に会見を行い、3月いっぱいでジャニーズ事務所からの退所を発表した元SMAPの中居正広だが、同日、「新しい地図」として活動する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が連名でコメントを発表したのに対し、残る元SMAPの木村拓哉は翌22日にコメントを発表した。

 しかし、木村のコメントは「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」という、わずか25文字の実にそっけないものだった。

 会見で中居は、退所会見の前日、木村を含む元SMAPの4人のメンバーにメールで報告したが、「半分は返事がなかった」と明かした。

 しかし、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、稲垣らはすぐに返信しており、唯一、返事がなかったのは木村のみ。あえて「半分」と言ったのは中居の配慮だったという。

 もともと不仲がささやかれている中居と木村だが、木村がコメントを発表した際、ジャニーズがテレビ各局に対し、木村のコメントを紹介する際に顔写真や映像を使わないよう通達。中居と木村が同じ画面に映ることは、未だジャニーズではタブー視されているというのだ。

 「もともと、SMAPの中では木村が単独で売り出され、ほかのメンバーから反感を買っていた。結果、木村のみ孤立。そのため、中居はほかの3人と行動をともにして独立するかと思われていた」(テレビ局関係者)

 「新しい地図」の3人は17年9月にジャニーズを退所したが、結局、中居は残留。今回、ようやく退所となったが、「新しい地図」には合流せず、個人事務所に所属。今後も、ジャニーズとは業務提携のような形で仕事をすることになりそうだが、それには深い理由があったようだ。

 「中居が独立の意思を翻してしまったことに対して、香取が激怒。メールの返信はしたかもしれないが、とても一緒に仕事をできるような関係ではなくなってしまった」(芸能記者)

 中居は今後、木村とも「新しい地図」の3人との共演もなさそうだ。