Microsoftは月に1回のWindows Updateで、セキュリティアップデートや不具合を修正するパッチ配布を行っている。毎月第2週の火曜日午前10時(太平洋時間)が、Windows Updateの正式な配布開始時刻だ。別名「Patch Tuesday」とも呼ばれるこの配布スケジュールは何年にも及ぶ試行錯誤の末にたどりつたものだが、「なぜ火曜日」なのかと、多くの人が一度は疑問を感じたのではないだろうか。1週間は月曜日から日曜日まであるが、なぜ火曜日なのかと。

Fossbytesは2月26日(米国時間)、「Why Is Windows Patch Tuesday Update Released On A Tuesday?」において、Microsoftが火曜日にアップデートの提供を行っている理由はすでに公式に発表されていると伝えた。Microsoftは、以下に理由を掲載していると説明されている。

Windows 10 update servicing cadence - Microsoft Tech Community - 222376

Windows 10 update servicing cadence - Microsoft Tech Community - 222376

Microsoftは上記において、火曜日にアップデートを提供する理由を次のように説明している。

前の週から取り組む必要があるほかの問題に対処する時間を提供するため(月曜日に前の週の作業を終わらせる猶予を設けるため)

更新を実施したあとにテストを行う十分な時間を確保するとともに、問題が発生した場合に対処可能な時間を設けるため

土日が休みという業務形式の場合、月曜日にほかの曜日よりも処理すべき内容が多いというケースがある。Microsoftは月曜日にアップデートを提供すると月曜日の負担が増えるとして、火曜日にずらしたというのを1つ目の理由として挙げている。

もう1つの理由は、Windows Updateを実施して問題が出た時に対処する時間を設けるというものだ。火曜日にアップデートを提供すれば、何らかの問題が発生したとしてもその後の曜日で対処が可能になるという想定だ。Windows Updateがしばしば別の問題を引き起こすことは多くのユーザーが知っている。火曜日にアップデートを提供するのは、そうした問題発生に対処することも想定しているということのようだ。