Jリーグをはじめ、9競技12のトップリーグや協会に関わっている、川淵三郎氏。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーグは2月25日、理事会で新型コロナウイルス感染拡大を予防する対策として、2月28日から3月15日までの3週間の間に開催予定のリーグ戦、およびルヴァンカップの開催を延期する決定をした。

 他団体に先駆け開催延期を決めたこの判断に理解を示したのは、初代チェアマンで日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏だった。

 川淵氏は、2月25日に自身のツイッターを更新し、以下のようなコメントを投稿した。

「Jリーグが関係者の総意を基に難しい判断を下した。感染が想像以上の広がりを見せる中、この2、3週間が山場だと言う言葉を信じての延期もやむを得ないと思う。少なくとも一節で25万人前後の人が観戦する訳だから」(原文ママ)

 この投稿にはファンも共感したようで、「英断。即決。素晴らしいと思います」「マスク姿ばかりの観客席を見ると複雑な気持ちになります。サッカーを心から楽しむためのJリーグの決断を私は支持します」「Jリーグの判断は早い。そこが凄く大事だと思います」と同意するコメントが寄せられた。
 
 一方で、川淵氏が投稿した5日前のツイートでは、「色々考えたんだけど…感染を防ぐために人との接触をできるだけ避ける。そのためにイベントの開催は中止する…という考え方はもっともだけど安易すぎない?満員の通勤電車をどう考えるの?生活のために自己責任で通勤するのでは?イベントも自己責任で見に行きたい人は行けば良いという事にならない?」と主張。

 ツイッターのコメント欄には「ほんの5日前に大袈裟だとおっしゃっていたような…」と指摘する書き込みも見られたが、「この5日間で大きく状況が悪化したからの判断です」とリプライした。

 前代未聞の状況に直面している現在、柔軟で迅速な対応が求められている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部