イタリア・コドーニョの閑散とした鉄道駅(2020年2月22日撮影)。(c)Miguel MEDINA / AFP

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【AFP=時事】新型コロナウイルスの影が差すイタリア・ロンバルディア(Lombardy)州の小さな町コドーニョ(Codogno)では、路地が静まり返り、商店ではシャッターが閉められ、思い切って外出した数少ない人々も他人との接触を避けていた。

 22日夜、人けのない駅付近の道を歩いていたパオラと名乗る若い女性はAFPに対し、「ゴーストタウンだ。私たちにとって恐ろしいことだ」と語った。「人々は家に閉じこもり、通りには誰もいない」

  町の駅は、町内のほとんどの場所と同じく閉鎖された。切符を売る人は誰もおらず、列車を待つ乗客もいない。

 コドーニョの保健当局は22日、人口1万5000人のコドーニョを同国北部における感染拡大の中心地と位置付けた。また同国当局は約12の自治体に対して移動制限を課し、出入りの際には特別な許可が必要となった。

 コドーニョ中心部にある薬局は、地元当局の命令によって店を開いていた。

 店長のローザ・カバリ(Rosa Cavalli)氏はAFPに対し、「私たちは皆、おびえているが、幸運を祈り続ける」と語った。

 カバリ氏によると、マスクの品切れ状態が長く続いているが、顧客は消毒剤やアルコール、漂白剤を買いだめしているという。「(マスクの)ほとんどは中国から来た。(中国の)人々はマスクを手放さないし、マスクを必要としているし、困難な状況に置かれている」

 エリカと名乗る女性は、スーパーマーケットがまだ開いているか確かでなかったため、町内にある数少ない自動販売機で飲み物と菓子を買おうと、思い切って外出した。エリカさんは、「こうした状況ではパニックに陥りやすいため、冷静さを保とうと心掛けている」と話す。

「私たち皆が感染する恐れがあるから、少し怖い。私はレストランで働いていて、多くの人と接触する」。エリカさんはそう語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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