左からA・シルバ、レアンドロ、D・オリヴェイラ、アダイウトン。ブラジル人選手が躍動した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 2月23日、J1リーグの第1節、清水対FC東京の一戦が、IAIスタジアム日本平で行なわれ、FC東京が逆転勝利を収めた。
 
 FC東京は前半、相手にゲームの主導権を握られ、引いて守る苦しい展開となった。前半は無失点で抑えたものの、後半開始直後の47分についに失点を喫してしまう。それでも77分のディエゴ・オリヴェイラのPKでの同点ゴールを皮切りに、80分には途中出場のアダイウトン、90+2分には再びPKでレアンドロが3点目を決めて、結果的に3−1で開幕勝利を飾った。
 
 試合後のインタビューでFC東京の長谷川健太監督は、「前半はあのような展開になるのは、ある意味予想はしていた」と、ボールを握られた前半戦を振り返った。
 
「清水もルヴァン杯で川崎に負けて、ホーム開幕戦では非常に気持ちを入れて戦ってくるだろうと思っていた。このIAI(スタジアム日本平)では、難しい立ち上がりの試合が多いので、そういう意味では前半あのような展開になっても仕方ないと思っていました」
 
 それでも失点後は、55分にアダイウトンを投入し、3トップにブラジル人トリオを並べるなど、交代策によって流れが変わった。攻撃のリズムを取り戻し、連動したパス回しから多くの決定機を創出。指揮官も投入された交代選手の力を称賛した。
 
「非常にアダイウトンとアルトゥール(・シルバ)、紺野(和也)と、交代選手が流れを変えてくれた。前半から戦ってきたメンバーもしっかりと仕事をしてくれて、それが逆転に繋がったと思います。Jリーグでは難しい戦いがこれからも続くと思いますけど、開幕戦で勝てたのは自分自身久しぶりなので、選手たちがよく頑張ってくれたなというふうに思っています」
 
 次節は29日に、昨シーズンのJ1王者・横浜をホームに迎える。同点ゴールを挙げたディエゴ・オリヴェイラは、「去年のチャンピオンチームですから、素晴らしいチームだと思っています。しかし私たちはホームですから、自分たちのプレーをして、勝ちたいと思います」と相手のクオリティを認めつつも、意気込みを口にした。
 
 ACLに続き、リーグ開幕戦でも前線のブラジル人トリオが躍動。清水戦の内容を見ても、この強力3トップが今季のFC東京の攻撃を引っ張る存在なのは言うまでもない。次節は、“アタッキング・フットボール”をスタイルとする横浜と、攻撃力でどこまで渡り合えるか、昨シーズン優勝争いをしたチーム同士の大一番から目が離せない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【清水 1-3 FC東京 PHOTO】瞬発力がハンパない⁉レアンドロら大活躍のブラジル人特集‼