神戸、リーグ戦はドロー発進…13季ぶりJ1の横浜FCを相手に決定機生かせず

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 23日、明治安田生命J1リーグ第1節が行われ、ヴィッセル神戸と横浜FCが対戦した。

 昨シーズンの天皇杯を制した神戸は今シーズン、クラブ史上初参戦となったACLで2戦2勝。チームとしての成長が見られる中、昨シーズン8位に終わったリーグ戦ではさらなる上位進出を狙う。一方、13年ぶりにJ1の舞台へ帰ってきた横浜FCは、16日に迎えた今シーズンの初戦、ルヴァンカップ第1節サンフレッチェ広島は0−2で敗戦。新シーズン初勝利を目指し、MF中村俊輔らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 なお神戸はこの試合に関して、新型コロナウィルスの感染予防として、歌やチャント、肩組などといった応援行為の禁止をサポーターに呼びかけている。

 立ち上がりから神戸がボールを保持する展開となるが、先制したのは横浜FCだった。24分、DF志知孝明が左サイドを突破し、敵陣深くから中央へクロス。これには上手く合わせられないが、ゴール前にこぼれたボールを、ペナルティエリア中央からMF瀬古樹がフリーでゴールへ流し込んだ。瀬古はこの得点でプロ初ゴールを記録している。

 前半はこのまま45分を迎え、横浜FCが1点リードで折り返す。

 迎えた後半、神戸は57分にFWドウグラスとFW小川慶治朗を同時に投入し得点を奪いにいく姿勢を強めるが、横浜FCの強固な守備組織をなかなか崩すことができない。65分には、MFアンドレス・イニエスタが相手ペナルティエリア手前からミドルシュートを放つものの、ボールはクロスバーに嫌われる。

 すると66分、今度は横浜FCがカウンターからチャンスを迎える。相手DFを引きつけたMF中山克広のパスを受けたFW一美和成が、GKと一対一の決定機。しかし一美が右足で放ったシュートは、GK前川黛也がしっかり反応しセーブを見せた。

 そんな中、神戸が同点に追いつく。75分、絶妙な動き出しでMFセルジ・サンペールからパスを引き出したFW古橋亨梧が、相手ディフェンスの裏を突破。前に飛び出してきたGK六反勇治をかわすと、左足でゴールへ蹴り込んだ。

 83分にはドリブルで相手ペナルティエリア左に進入したイニエスタが、中央へパス。混戦となったゴール前でドウグラスがシュートを放ったが、横浜FCも決死のディフェンスでゴールを許さない。

 結局、試合はこのまま1−1で終了。神戸としては再三のチャンスをものにできず、横浜FCとしてはアウェイで貴重な勝ち点1を掴んだかたちとなった。

 次節、神戸は28日に鹿島アントラーズと、横浜FCは26日にルヴァンカップ第2節サガン鳥栖戦を挟み、来月1日に柏レイソルと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 1−1 横浜FC

【得点者】
24分 0−1 瀬古樹(横浜FC)
74分 1−1 古橋亨梧(ヴィッセル神戸)