18分にセットプレーの流れからシマオ・マテのゴールで仙台が先制。追いつかれ1-1のドローとなったが、開幕戦は6年連続負けなしとなった。写真:田中研治

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 厳しい台所事情の中でもぎ取った勝点1に、指揮官も安堵の表情を見せた。

 J1リーグは2月22日、各地で開幕戦の4試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台対名古屋グランパスの一戦が行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

 18分にセットプレーの流れからシマオ・マテのゴールで先制した仙台だったが、名古屋の圧力に押し込まれる時間帯が続き、34分には阿部浩之に移籍後初ゴールとなる同点弾を叩き込まれた。その後もGKヤクブ・スウォビィクの好守などで、名古屋の攻撃を凌ぎ切った仙台。ホーム開幕戦で勝点1を手にした。

 試合後、フラッシュインタビューに応えた仙台の木山隆之監督は、「前半押し込まれるシーンが長くなって、後半はもう少し自分たちで出て行くシーンを創り出したかった。最後はお互い足が止まりかけ、しんどいなかでの消耗戦だったと思う」と90分を振り返った。

 仙台はキャンプ前半で昨季のチーム得点王である長沢駿が負傷離脱したうえに、やはりキャンプ中に離脱したクエンカが全治6か月の重傷であることが判明。前線のタレントが次々に戦線離脱するという事態に見舞われた。

 木山監督はこうした状況も踏まえ、「今はFWが手薄な中で一手、二手打っていくのが厳しいんですけど、そういう状況でも粘り強く戦って、勝点3、勝点1を取ろうと。そういう意味では粘り強く戦ってくれた」と選手たちの奮闘を評価した。

 仙台は次節、3月1日にアウェーでガンバ大阪との対戦。強力なアタッカー陣を擁する相手に、いかなる戦いを挑むのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部