【C大阪vs大分プレビュー】タレント豊富なC大阪攻撃陣に死角なし…大分は5年連続開幕戦勝利を目指す

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■セレッソ大阪 坂元&松田がコンビを組む右サイドに注目

【プラス材料】
 先週行われたルヴァンカップ第1節の松本山雅FC戦は、4得点を奪っての大勝を飾った。この試合では、右膝前十字靭帯および右膝外側半月板損傷で長期離脱を余儀なくされた都倉賢、昨季終盤に負傷離脱したブルーノ・メンデスが復帰。豊川雄太や坂元達裕といった期待の戦力が攻撃陣に加わったのも、チームにとって好材料だ。

 松本戦では、モンテディオ山形から獲得した新戦力の坂元が随所に好プレーを見せていた。右サイドバックの松田陸との連係が深まっていけば、攻守両面での躍動が期待できそうだ。

 大分トリニータと4年ぶりに対戦した昨季は、公式戦で4度対戦して2勝1分1敗。昨年3月のルヴァン杯第1節は1−2で敗れたものの、その後は3試合負けていない(リーグ戦第9節:0△0、ルヴァン杯第6節:2○0、リーグ戦第34節:2〇0)。通算対戦成績も9勝7分5敗と勝ち越しており、相性は悪くないようだ。

【マイナス材料】
 プレシーズンマッチの京都サンガF.C.戦(3○2)、ルヴァン杯第1節の松本戦(4〇1)と失点が続いている。丸橋祐介が「失点が続いているのはディフェンスとしては気になる」と話しており、今後のことを考えると改善を図りたいところ。

 守護神のキム・ジンヒョンが今月初旬から体調を崩し、松本戦もメンバー外となっていた。今節の大分戦に向けて調整中とのことだが、スタメン入りするかどうかは不透明。松本戦でゴールを守ったアン・ジュンスの奮起に期待したい。

文=totoONE編集部

■大分トリニータ 敵将との相性の悪さを克服できるか

【プラス材料】
 片野坂知宏監督がチームを率いて5年目。GKからのビルドアップを起点に、ボールを保持して攻撃を構築するスタイルは変わらない。昨季の主力メンバーが残ったことでベースを崩すことなく、新戦力11人への戦術の落とし込みはスムーズ。チームの仕上がりは早い。

 GK高木駿を含めた最終ラインは不動。昨季の総失点「35」は指揮官も高く評価している。鈴木義宜を中心にスペースの消し方、スライドのタイミングなどの微調整を繰り返し、成熟度は増した。大崩れする心配はない。

 片野坂監督はこれまでのリーグ開幕戦で4年連続勝利。「勝ったことしかない」指揮官の強気の采配が見られるだろう。

【マイナス材料】
 ゴール前までボールを運ぶ形はできているが、フィニッシュの部分に不安がある。リーグ開幕前に行われたルヴァン杯初戦の湘南ベルマーレ戦では11本のシュートを放ちながら無得点に終わった。昨季の得点源であるオナイウ阿道(10得点)、シーズン途中に移籍した藤本憲明(8得点)の穴を埋めきれていない。J1でのプレー経験がある知念慶と渡大生、昨季J3で17得点を挙げた高澤優也ら前線の選手を獲得したが、いまだメンバーを固定できずにいる。

対戦するC大阪のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のサッカーとは相性が悪い。東京ヴェルディ時代も含め、3年間のリーグ戦で奪った得点はゼロ。今季は得点力アップを掲げ、補強もチーム作りも進めているが、課題は改善できていない。昨季のリーグ最小失点チームを相手に複数得点は期待できない。1点を争う膠着した試合になりそうだ。

文=totoONE編集部