決勝点を奪った浦和レッズMF関根貴大

写真拡大

[2.21 J1リーグ第1節 湘南2-3浦和 BMWス]

 J1リーグは21日、第1節を開催し、Shonan BMW スタジアム平塚では湘南ベルマーレと浦和レッズが対戦。前半7分にFW石原直樹の得点で湘南が先制するも、同39分にFW興梠慎三、同42分にFWレオナルドの得点で浦和が逆転に成功。後半20分にMF山田直輝が決めて湘南が追い付くが、同40分にMF関根貴大が決勝ゴールを奪い、浦和が3-2の勝利を収めた。

 ホームの湘南は、16日のルヴァン杯第1節大分戦(○1-0)から先発5人を入れ替え、石原直、MF鈴木冬一、MF山田直輝、MF齊藤未月、DF岡本拓也らを先発起用。一方、アウェーの浦和はルヴァン杯第1節仙台戦(○5-2)から先発1人を入れ替え、FW興梠慎三らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から押し込む時間帯が続く湘南が前半7分、浦和ゴールをこじ開ける。左サイドでボールを呼び込んだMF鈴木がピンポイントのクロスを送ると、ゴール前にフリーで飛び込んだ石原直がドンピシャのタイミングで合わせたヘディングシュートを叩き込み、先制に成功。その後も高い位置でのボール奪取を成功させ、同20分には齊藤がPA外から強烈なミドルシュートを放つなど、湘南がリズムをつかんで試合を進める。

 1点のビハインドを背負う浦和は徐々にフィニッシュまで持ち込む場面を創出。前半22分に左サイドから切れ込んだMF汰木康也が放った右足ミドルはGK富居大樹に、同31分にFWレオナルドのパスをPA内で受けた興梠が放った左足シュートはDF大岩一貴に阻まれるが、同39分に浦和のエースが同点ゴールを奪取する。

 DF山中亮輔のパスから左サイドを駆け上がった汰木のグラウンダーのクロスを興梠がダイレクトで合わせたシュートは富居の好セーブに阻まれるが、こぼれ球を興梠自らが押し込んで試合を振り出しに戻した。さらに同42分には左サイドから山中が送ったクロスをレオナルドがヘディングで合わせてネットを揺らし、浦和が一気に逆転に成功した。

 2-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同20分に湘南が同点ゴールを叩き込む。左サイドでボールを受けた鈴木がピンポイントクロスを送ると、168センチの山田がヘディングで合わせたボールはポストを叩きながらもゴールを陥れ、スコアは2-2となった。さらに同25分には、石原広の突破をPA内で阻んだDF鈴木大輔がハンド。一度は流されたプレーとなったがVARが介入して、湘南にPKが与えられる。勝ち越しの大きなチャンスとなったが、キッカーを務めたタリクのシュートは大きく枠を外れてしまった。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙うと、後半40分、左サイドをスピードに乗ったドリブルで突破したMFマルティノスのパスが逆サイドの関根へと届く。中央に切れ込んだ関根は左足のシュートでネットを揺らし、浦和が3-2の勝利を収めた。昨季、金曜に開催されたリーグ戦は7戦全敗だった浦和は“鬼門・金J”を突破し、16年以来、4年ぶりの白星スタートを成功させた。

(取材・文 折戸岳彦)