恋愛は福利厚生でする時代になる? 世界初のAIが恋愛をヘルプする「AILL(エール)」が独身者を救う

写真拡大 (全4枚)

あなたの恋人や結婚相手は、今後は企業の福利厚生で見つけることがトレンドになるかもしれない。

厚生労働省の調査によると、20〜30代の正社員で恋人がいない人は、800万人もいる。さらにその90%の人が恋人を欲しいと思っているという。
ところが独身社員の多くが、仕事に追われて会社と自宅の往復という生活になりがちで、異性との出会いも少なく、上手に恋愛をするノウハウもないなど、個人だけで解決できない状況に陥りやすい。

「Aill(エール)」は、そうした企業に勤める独身社員のために開発された、世界初のAIがサポートする恋愛ナビゲーションサービスだ。

■日本を代表するAIの権威が「Aill」開発をサポート
Aillが既存の恋愛アプリとの大きく異なるのは、企業の社員向けの法人サービスである点だ。ターゲットは20代から30代の共働き志望の正社員で、ライフプランの共有なども確認しながら安心して異性と向き合える。


「Aill」は企業の独身社員が使用するサービス。

「Aill」が開発できたのは、日本を代表するAIの権威3名が大学の垣根を越えて協力したからだ。
・はこだて未来大学 松原 仁教授  アルゴリズム
・北海道大学 川村秀憲教授  ニューラルネットワーク
・東京大学 鳥海 不二夫教授 感情と数値化  感情と数値化

現在、「Aill」は企業の福利厚⽣としての提供を考えており、11社で実証実験を行っている。利用者からは「リアル乙女ゲームの主人公になったみたいで楽しい」との声もあがっているそうだ。


「Aill」のAIによるコミュニケーションサポートのイメージ。

「Aill」では、登録された利用者の中から出逢いをマッチングさせ、
・会話NAVIGATE
・好感度NAVIGATE
これら2つで利用者の恋愛をサポートする。


■恋愛でのコミュニケーションをAIが指導、ナビゲートしてくれる?
「Aill」の使い方と、どのように恋愛をアシストしてくれるのだろうか?
それをみてみよう。

・先ずはユーザー登録だ。
・登録が完了すると「Aill」は、毎日、最適な異性を1〜5名紹介してくれる
・紹介された相手のプロフィールに興味を持ったら、フレンド申請を行う
・ファーストインプレッションのメッセージを記載する
これで下準備は完了だ。
・相手が承認すれば、フレンドが成立する
こうしてコミュニケーションがスタートする。

ここまでは既存の恋愛アプリなどと同じだが、ここからが大きく異なる。

「Aill」のAIは、
出会いから付き合いを開始するまでのコミュニケーションの取り方を指導したり、アドバイスをしてくれたりして、スムーズに異性とコミュニケーションできるようにヘルプしてくれるのだ。

たとえば会話NAVIGATEでは、
AIがデートに誘うための流れをディープラーニングし、作成したアルゴリムをもとに一人一人にカスタマイズしてアシストをしてくれる。

このアドバイスで使われるのが「Aill」チャットだ。
会話NAVIGATEのチャットには、「エンジェル」と「デビル」、2つのAIキャラクターがヘルプに付き、最適なアプローチの仕方をアドバイスしてくれるのだ。
チャット上でアドバイスを貰うことで、実際のコミュニケーションでのミスを軽減できるという。


エンジェルとデビルのAIキャラクターが利用者の恋愛をサポートしてくれる。

好感度NAVIGATEでは、
気になる異性との好感度を向上させるポイントをAIが感知、ハートの表示で表してくれる。
こうした相手の好感度を「見える化」することで、現在の状況や今後の予測をしつつアプローチすることができる。

こうして「Aill」では、
・相手との実際のチャット
・自分とAIキャラとのチャット
この2つを使うことで、恋愛でのスムーズな会話やコミュニケーションが可能になるという。

実は、デートに誘うタイミングも、AIが合図してくれるというから驚きだ。
AIのアシストを利用すれば、デートに誘った際の成功率のアップや、デートに誘うタイミングで悩むことが減るのだ。さらにデートの誘いを断られるかもしれないという精神的なストレスや不安からも解消される効果もある。

実際、実証実験でのデータをみると、AIアシストが合った場合の成功率は76%と、AIアシストを無視した場合の28%を大きく上回っているという。

「Aill」は、恋愛におけるコミュニケーションの方法をAIが分析し、利用者にとって最適なアプローチ方法をアドバイスしてくれるので、恋愛における不要なトラブルを回避することができるというわけだ。

経済産業省によると、婚活・恋活市場は国内市場だけで3,000億円、潜在的市場を含めると1兆円にものぼると試算されている。

「Aill」は、5年後までに会員数を30万人規模まで増やし、年間売上50億円を目指している。
同時に「Aill」で利用しているAIを全国の自治体や婚活サービスなどへのOEM提供や、コミュニケーション分野、BtoC営業、リクルーティング業界などにも展開を広げていきたいという。

「Aill」公式サイト


ITライフハック 関口哲司