おじさんサラリーマンの聖地であった飲み屋横丁に、女子が急増している。会社の退け時、東京・有楽町の「有楽町産直横丁」では、いくつもの女性グループがテーブルを囲んでいた。「ガヤガヤして話が盛り上がる」「安くて種類も豊富でおいしい」「女子会には向いてる」と、顔を赤くしたOLたちはご機嫌だ。

そんな女性客を狙って、新人演歌歌手も飛び込み営業にやってくる。先月(2020年1月)にメジャーデビューしたばかりの真田ナオキだ。切れ長の目の甘いマスクに長身というイケメンなのに、歌うときはだみ声というギャップで、早くも女性ファンができている。デビュー曲は師匠の吉幾三の作詞・作曲で「恵比寿」。オリコン演歌歌謡部門の週刊チャートでは早くも1位だ。

この日は、曲名通りの恵比寿横丁にやって来た。伴奏はレパートリー2000曲以上というベテラン流しのパリなかやまで、自分の曲だけでなく、徳永英明の「レイニーブルー」、師匠の「雪国」なども歌うと、おひねりがいただけた。「流しは演歌の原点ですからね。修行のつもりです」と話す。

生伴奏で歌えるこの街

野上慎一アナ「実は、東京にはギター流しに会える街はいくつもあるんです。赤羽、上野、神保町、有楽町、新橋、恵比寿、新宿、吉祥寺です。リクエストランキングは、5位ハナミズキ、4位島人ぬ田から、3位ロビンソン、2位真夏の真実で、1位は中島みゆきさんの糸だそうです」

きょう金曜日はどこもにぎわいそうだ。長嶋一茂(スポーツプロデューサー)はVTRを興味深々で見ていたが、長嶋家の長男では、飲み屋横丁なんて行くことも、行ったこともないんだろうなあ。

                           

カズキ