横浜・大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(2020年2月20日撮影)。(c)Philip FONG / AFP

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【AFP=時事】(更新)新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)」から退避し帰国したオーストラリア人乗客のうち、2人にウイルス感染が確認された。豪当局が21日、明らかにした。日本で行われた検査では陰性だったという。陰性判定を受け下船した乗客を自由に移動させた日本の対応に疑問を投げ掛ける結果だ。

 オーストラリア北部特別地域(Northern Territory)の保健当局者は、「2人の新型ウイルス感染が確認された。症状は軽い」と説明した。また、豪保健省は、今週帰国したオーストラリア人164人全員が「日本で(新型コロナウイルスによる感染症)『COVID-19』の検査を受け、陰性判定を受けていた」と発表した。

 ダイヤモンド・プリンセスに乗っていたオーストラリア人は、陰性判定を受けた後、北部特別地域で検疫期間を過ごすため帰国していた。

 豪当局は、クルーズ船でウイルス検査が始まった後も船内で感染拡大が続いていたとして、陰性判定を受けた帰国者の中から陽性反応が出るのは「予想外ではない」と述べている。

【翻訳編集】AFPBB News

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