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―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

「結婚をしたい」と感じたとき、ほとんどの人は結婚をしたその先には当然「幸せな結婚生活が待っている」と思うわけです。

 そのため、出会いの段階で自分の理想の「幸せな結婚生活」に近そうな条件や価値観を持っていると予想できる人を求めてしまいます。

 しかし、よく考えてみてください。人は生まれてからずっと同じ価値観を持っているわけではありません。出会う人、環境で大きく価値観というのは変化することも珍しくない。

 条件も同様。条件は変化しないことなんてありませんよね。たとえば、上場企業の優良物件男性を捕まえたと思っていても、突然のリストラなんてことも起こりうるわけです。相手が女性の場合、「美しくてかわいい!」と思って結婚したら、「年齢を重ねたら太っていった!」なんてことは当然あります。

 しかし、人は安心材料として今の条件や価値観から予想できるものに惹かれてしまいます。

◆子供は3人ほしいから20代、しかもタイプは田中みな実

 シゲルさん(仮名・38歳)は公務員という安定した職業についており、公務員の中では遅い38歳で結婚を決めた方です。

 実はシゲルさんには結婚が決まる前、一度、破談になった経験があります。世の中の結婚相談所は、成婚という喜ばしい事例を多く出しますが、実は成婚をしたから100%幸せかというとそうではない現実も存在します。

 シゲルさんも成婚後に入籍まで行かずに傷ついた一人。シゲルさんが婚活をスタートしたのは37歳になったばかりの春。公務員は結婚が早く、自分くらいしか独身がいないのでそろそろ結婚をしたいと思い、入会されました。

 子供を3人ほしいと思っていたシゲルさんは20代女性を希望していて、小柄で小動物のような、田中みな実さんのような女性が好みのようでした。

 ただ、シゲルさん自身は特別イケメンというわけではなく、どちらかというとのんびりしている雰囲気で口数も多い方ではなかったので、公務員といえど、20代の田中みな実風女性はかなりハードルの高い婚活になるなという印象。少しずつ今の自分の市場価値を知りながら活動をしてみましょうという話になりました。

 婚活をはじめ、少しずつ自分の市場価値を知り、実際に惹かれる女性ともお会いすることがあり、32歳の田中みな実風ではないけど、かわいらしい女性(私は板野友美さんに見えた)と交際が進みました。

 本人もとても舞い上がっていたように感じます。毎回の食事は最低でも一人7000円はする場所でのデート。たまたま交際期間中に彼女のお誕生日があり、プレゼントしたのは2万円弱するもの。彼がとても彼女との交際を楽しんでおり、相性もいいと話していたので私は見守ることにしました。

 そして、シゲルさんの頑張りもあって、真剣交際に進み、そして成婚になりました。

 お相手はかわいらしい女性だったのでたくさんの男性からオファーがあったかと思います。しかし、シゲルさんが選ばれたので、私もとても嬉しかったのを覚えています。

◆結婚を前にだんだんと迷いが生じた理由

 成婚が決まり、1か月ほどしたとき、シゲルさんと私はお会いしました。どことなく交際期間中のようなキラキラした楽しそうなオーラはなく、少し疲れているような気がしたので、「結婚式や入籍の準備は進んでいますか?」と聞いたところ、「ちょっと悩んでいる」という答えが返ってきました。

 多くの成婚者さんを見てきていると、うまくいっているカップルとそうではないカップルと一目でわかるようになります。「やはり……」と思いながらも、話を聞いてみると、