俳優の萩原利久が、27日に放送されるフジテレビ系ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(毎週木曜22:00〜)の第8話に出演する。

萩原利久=フジテレビ提供


萩原が演じるのは、胚細胞腫瘍の2度目の再発が見つかった18歳の男性・井上和樹。高校3年生の和樹は大学受験を終え、4月から始まる新しい生活に心を踊らせていたが、9歳で発症した胚細胞腫瘍の2度目の再発を心(松下奈緒)から告げられる。

周囲が気を遣うも、スマートフォンで自撮りを始める和樹。“がんと僕”という自身のブログを更新するためだ。和樹は抗がん剤治療を始めるが、「初ドライブにいってきた」など虚偽の更新を続ける。そんな和樹を9歳の頃から知る光野(藤井隆)、自分の弟も入退院を繰り返していた夏樹(岡崎紗絵)は特に気にかける。

一方で、息子を誰よりも思い、誰よりも近くで見守る母親・弥生(安藤玉恵)も「なぜ、我が子ばかり…」と追い詰められていく。周囲の思いを感じながらも、和樹は2度目の再発にいら立ちを募らせていく…。

今回の役に、「自分自身経験のない“がんと向き合う”という役に挑戦させていただけるということで、しっかりと準備をして挑まなくてはいけないなと思いました」という萩原。「和樹の役を作る前に、今回患っている胚細胞腫瘍についてAYA世代、闘病中の生活など知らないことを知るところから始めました。色々勉強を進めていくうちに、自分が過ごした10代の頃の日常に感謝したいと思うようになりました。幼い頃から病気と向き合い続けた和樹の葛藤を特に繊細に表現したいと思い演じました」と話している。

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