新型コロナウイルスの感染は、タクシー運転手らの屋形船新年会、医師、NTTデータ協力会社に勤務する20代サラリーマンなど、街中での感染拡大が始まった。白鴎大学の岡田晴恵教授は「ここまでくると、感染は加速度的に広がります。国内医療を確保する対策が必要です」と語る。

加藤勝信厚生労働大臣は「患者増加の局面を想定した対策を今から取っていくことが必要」としているが、厚労省の担当者は「感染経路は今はだいたい見えているので、拡大状況にはない」と楽観的だ。

1人から10日後には12万人感染

国土交通省は2011年に行った新型インフルエンザの感染拡大シミュレーションでは、一人の感染が10日目には12万人に増加するという衝撃的な結果だった。新型インフルエンザは、1人が2〜2.4人の感染力だったが、新型コロナは1人が4.7〜6.6人に感染させるという研究も発表されている。

石原良純(タレント)「拡大状況にないというのは、本気で言っているのかなあ。落ち着かせようとしているのか」

岡田教授「流行にならないと思っている人は、厚労省にいないと思います。流行状況にないというのを、言い間違えたのかもしれませんね。むしろ、感染経路は見えていないものが多いのではないでしょうか。軽症者の隔離は、今だからできますが、流行期にはできなくなります。重症者のベッドを確保できる体制は作っているでしょうか」

サラリーマンは微熱ぐらいでは休めない

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「対策を行っているとしたら、やっていることを言わないといけない。言ってないということは、やっていないということですよ。今後は重症者を見なければいけない。増え始めたら勢いはすごいですからね。クルーズ船や武漢の状況をみると、重症化率は5〜6%。100万人感染すると、5万人が重症化しますが、治療の体制はできているのでしょうか」

山口真由(ニューヨーク州弁護士、元財務官僚)「担当者が2年で異動していく厚労省ではなく、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)のような組織が必要です」

玉川「(微熱で電車通勤した男性がいるが)37度ではサラリーマンは上から『休め』と言われない限り休みませんよ。微熱でも感染力があるので、微熱は家で休み、病院に行くのは重症者に限りたい」

みっちゃん