フロンターレデビューを飾ったFW宮代大聖

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[2.16 ルヴァン杯グループA第1節 川崎F5-1清水 等々力]

「覚悟を持って帰ってきた」。半年間の武者修行を経て復帰したFW宮代大聖が川崎フロンターレのユニフォームを纏っての公式戦デビュー。「シンプルに楽しかったですし、試合に出続けたいという気持ちが強くなった。あとは結果を出したい」と力を込めた。

 1万7057人の観衆が埋めた等々力陸上競技場で待望のデビューを飾り、「自信を持ってプレーできた」。任されたのは3トップの中央ではなく、右ウイングのポジション。開始44秒にいきなり決定機を迎え、左からのクロスボールにタイミング良く抜け出したが、バウンドしたボールを惜しくも決め切れず。

 それでも周囲との連携良く攻撃に絡み、前半23分には右サイドでDF山根視来、MF脇坂泰斗と流動的にパスで崩し、最後はMF長谷川竜也のゴールにつながった。「試合中に声をかけなくてもできる関係性が取れていたのはよかった」。果敢に仕掛けてシュートを狙ったが、後半16分にベンチに下がった。

 川崎Fの下部組織で育った宮代は高校3年生だった18年4月にクラブ史上最速でプロ契約を結んだ期待のストライカー。U-17W杯、U-20W杯など世代別代表の国際大会でもエースとしてゴールを挙げてきた。昨夏に山口へレンタル移籍し、J2の舞台で19試合2ゴール2アシストと経験を積んだ。「積極的に仕掛けるところだったり、クロスに入る部分は山口で学んできた。あとは決め切るところ」。帰ってきた19歳は待望の一歩を踏み出し、さらなる進化を見据えた。

(取材・文 佐藤亜希子)