ナイジェリア北部カノの市街に展開した対強盗治安部隊(2019年2月23日撮影、資料写真)。(c)PIUS UTOMI EKPEI / AFP

写真拡大

【AFP=時事】ナイジェリア北部カドゥナ(Kaduna)州で11日、銃で武装した男たちが村を襲撃し、住民21人を生きたまま焼き殺した。村長らが13日、AFPに語った。村の自警団が犯罪組織の潜伏場所を急襲したことに対する報復だという。死亡した21人のうち16人は同じ家族だった。

 同州バカリ(Bakali)村の住民らによると、男たちはバイクで乗り付けて村を銃撃し、住宅や車に放火した。さらに家1軒の扉が開かないようにした上で放火し、中にいた子ども6人を含む一家16人を殺害した。さらに自警団員5人も焼き殺されたという。

 ある警官は「バカリ村で襲撃があったとの通報は受けているが、詳細は待っている状態だ」と語った。事件のあった地域は近年、家畜を盗んだり、身代金を得るために住民を誘拐したりする犯罪組織の温床となっている。一帯の村では自衛のために自警団を組織しているが、犯罪は収まっていない。

 住民によると今回の襲撃前には、自警団員たちがナイジェリア政府の治安部隊と協力し、近隣の森の中にある犯罪組織の潜伏場所を急襲していた。警察は先週、大規模な作戦で「テロリストや強盗250人超を無力化した」と発表していた。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
依存症治療の悲惨な現状 「恐怖の館」で浮き彫りに ナイジェリア
盗賊集団が村襲撃、子どもら45人死亡 ナイジェリア
ナイジェリアでラッサ熱流行、1月だけで41人死亡