奇祭「西大寺会陽」で投下された宝木を奪い合う男たち=15日夜、岡山市の西大寺観音院

 冬の寒さの中、白いふんどし姿の男たちが福男を目指して、投下される「宝木」を激しく奪い合う奇祭「西大寺会陽」が15日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。室町時代から続く伝統行事で「裸祭り」として知られる。

 参加者は約1万人。2016年に国の重要無形民俗文化財に指定され、今年で511回目となる。西大寺では室町時代、配った守護札を信者が奪い合ったため頭上から投げ入れるようになった。

 男たちは「わっしょい、わっしょい」と声を張り上げながら、次々と境内へ。本堂の中に入り、身を清めるための冷たい水を掛けられ、叫びながら士気を高めた。