モウリーニョ、デレ・アリの愚行に言及 「私にとっては簡潔な話し合いだった」

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トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が新型コロナウイルスに関するイングランド代表MFデレ・アリの不適切動画流出の一件に言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

デレ・アリは今月6日、イギリスのヒースロー空港で友人と共にドバイへ向かうため空港内のラウンジで時間を潰していた際、アジア人差別と批判される趣旨の動画をスマートフォン向けの写真共有アプリ『Snapchat』で友人に送り、これがSNS上に流出することに。

フェイスマスク姿のデレ・アリは、「Corona whatttttt。ボリュームを大きくして聞いてね」と小声で話しながら、ラウンジにいた中国籍と思われる男性を無断で撮影。男性が電話をかけていて撮られていることに気が付かなかったことで、デレ・アリはカメラをズーム。

その後、自身の座っていたテーブルに置かれた消毒用のハンドウォッシュを映すとともに、「ウイルスは俺を捕まえるためにはもっと速く動かなければならない」とのキャプションを付けていた。

そして、一連の内容がアジア人差別だと糾弾され、投稿の削除および公式謝罪を強いられていた。

また、今回の一件を問題視したイングランドサッカー協会(FA)は、以前にマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバが同僚DFバンジャマン・メンディに送った黒人差別を想起させるSNSの一件と同様に、出場停止処分と罰金を科す可能性が高くなっている。

14日に行われたアストン・ビラ戦前の公式会見に出席したモウリーニョ監督は、一連の問題を受けてデレ・アリ本人と面談を行ったことを明らかにした。

「デレとはすでに話をした。ただ、私にとっては簡潔な話し合いになった。彼自身が今回の過ちを非常に反省していたからだ」

「彼自身に他者を傷つけたり不快にさせる意図は決してなかった。彼はすぐに自分の過ちに気付き、そのことを悔やんでいた。彼のような若い年代において犯してしまいがちな過ちだったと思う」

「私がこの一件に関して言えることは、彼が非常に反省して彼が示した謝罪の姿勢を素直に受け止めたいということだけだ。時に、自分がしでかした過ちに気付かない人たちもいる中で、彼の反応は良いものだと感じている」