銃撃戦があったホンジュラス北西部エルプログレソの裁判所=13日(EPA時事)

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 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスの北西部エルプログレソの裁判所で13日、マラスと呼ばれる麻薬密売組織の構成員約20人が最高幹部の一人の奪還を試みて治安部隊との間で銃撃戦となり、警官4人を含む5人が死亡した。

 最高幹部は逃走に成功した。

 治安当局などによると、この最高幹部は禁錮20年の刑に服していたマラスの有力組織「MS13」のアレクサンデル・メンドサ受刑者(38)で、別件裁判のため裁判所に入館。後を追って侵入した軍服姿の構成員らによって銃撃戦の末、「救出」された。

 事態を重く見たエルナンデス大統領は「犯罪者を捕らえるため、国民は団結しなければならない」と強調。当局は逮捕につながる情報に200万レンピラ(約890万円)の懸賞金を設定して行方を追っている。