これまで「MacはWindowsと比べてウイルスに感染するリスクが少ない」と言われてきましたが、近年はMacユーザーの増加とともにMacを標的にしたウイルスが急増しています。
 
アンチウイルスソフトのメーカーMalwarebytesによると、Macを標的にしたマルウェア検出数が2019年は前年同期比で400%を超えたことがわかりました。

マルウェア検出数が初めてWindowsを超える

Malwarebytesは現地時間2月11日、2019年のマルウェア状況をまとめたレポート「2020 State of Malware Report」を発表しました。
 
同レポートによると、2019年のMacを標的としたマルウェアの検出数が前年同期比400%増となり、Windowsを標的としたマルウェアの検出数を初めて上回ったとのことです。
 
2019年のMac1端末毎におけるマルウェア検出数は、2018年の4.8から2倍以上の11.0となりました。Windowsは2019年時点で5.8となっています。
 

WindowsとMacではマルウェアの種類に違いがある

ただし、WindowsとMacでは、検出されるマルウェアの種類に違いがあります。
 
Windowsで検出されるマルウェアは、特定の企業を狙い、パスワードなどの重要情報を盗んだり、データを破壊したりする伝統的なマルウェアが主流です。
 
一方、MacはAdware(Advertising:広告+Malware:マルウェア)と呼ばれる、広告収入を目的としたマルウェアが多くなっています。
 

 
Adwareは破壊活動等を目的にしたマルウェアなどと比べれば危険性は低いものの、中にはクレジットカード番号などの個人情報を不正に収集するものも存在します。被害に遭わないためには、Macユーザーもウイルス対策ソフト等を導入することが重要です。
 
 
Source:Malwarebytes,appleinsider via INTERNET Watch
Photo:Pixabay
(kotobaya)