東京都内のタクシー運転手の新型コロナウイルス感染が確認され、タクシー運転手たちに不安が広がっている。感染した運転手は70代で、主に23区内で営業し、羽田空港から中国の観光客を乗せて都心と行き来したこともあったという。ただ、潜伏期間にあたる先月15日(2020年1月)から29日の間は羽田空港へは行っていないし、中国人も乗せていないという。普段からマスクは着用していた。

同業のタクシー運転手たちは「こういう仕事していたら、ある程度は仕方ないと思いますけどね」「どうすればいいんですかねえ。(中国人が乗ってきても)乗車拒否はできない」「心配ですけど、乗せないわけにはいかないからね」と不安げだ。

除菌シートで毎回ふき取り

国土交通省は、不特定多数の人と閉ざされた空間を共にするバスやタクシー運転手へのマスク着用を要請しているが、助手席に客が乗るときもあるし、料金の受け渡しもあり、乗客との接触は避けられない。運転手の盒狂さんはアルコールの除菌シートを常備し、取っ手やシートベルトなど乗客が触るところを拭き取るようにしている。消毒用スプレーも購入した。「これだけやっておけば、だいぶ違います」と話す。

国立感染症研究所ウィルス部元研究員で白鴎大の岡田春恵教授は「個人的な提案ですが、タクシーはぜひ窓を開けて運転してほしい。4枚の窓の上だけでも開けて、換気しながら運転するとかなり違います。運転手さんも安心だと思います」

司会の羽鳥慎一「かなり寒いと思いますが、それぐらいやらなくちゃいけない状況です」