スター精密(7718)、「増配」予想を発表して、配当 利回り4.34%にアップ! 実現すれば“10期連続増配” となる2020年12月期の配当額は「1株あたり60円」に

スター精密は、2020年12月期の配当を前期の「56円」から「60円」に「増配」とする予想を、2020年2月13日の15時に発表した。これにより、スター精密の配当利回りは4.05%⇒4.34%にアップし、増配が実現すれば「10期連続増配」となる。
スター精密は2020年12月期の予想配当を、中間配当(6月)は「28円」、期末配当(12月)は「32円」、合計の年間配当額は「1株あたり60円」と発表した。
スター精密の2019年12月期の配当は「1株あたり56円」だったので、前期比で「4円」の増配となる。今回の増配発表により、スター精密の配当利回りは4.05%⇒4.34%にアップした。
なお、今回の「4円」の増配は、スター精密が2020年7月に創立70周年を迎えるにあたっての「記念配当」となっている。
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スター精密は有価証券報告書において、株主還元の基本方針を「自己株式の取得を含む連結総還元性向50%以上を基準にDOE(連結株主資本配当率)を勘案しながら実施していくこと」としている。そして、2020年12月期の増配が予想どおりに行われれば、スター精密は「10期連続増配」となる。
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スター精密の過去12期の配当の推移は?
■スター精密(7718)の過去12期の配当の推移 | ||||||
期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |||
2010/2 | 22円 | 2016/2 | 46円 | |||
2011/2 | 22円 | 2017/2 | 48円 | |||
2012/2 | 26円 | 2018/2 | 52円 | |||
2013/2 | 34円 | 2018/12 | 54円 | |||
2014/2 | 36円 | 2019/12 | 56円 | |||
2015/2 | 44円 | 2020/12 | 60円 (予想) |
スター精密の2020年2月13日時点の株価(終値)は1382円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※スター精密の配当利回り】
株価:1382円
年間配当額:中間28円+期末32円=60円
配当利回り=60円÷1382円×100=4.34%
スター精密の配当利回りは4.34%。2020年1月の東証1部の平均利回りは2.00%(配当実施企業のみ)なので、スター精密の配当利回りは「かなり高め」と言えるだろう。なお、スター精密は株主優待を実施していない。
スター精密は小型プリンターなどの特殊機械、自動旋盤などの工作機械、時計部品などの精密部品を製造する会社。小型精密加工・組み立てをコアとしている。2020年12月期(通期)の連結業績予想は、売上高9.0%減、営業利益20.9%減、経常利益22.1%減、当期利益21.1%減と軟調(すべて前期比)。
■スター精密 | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額 |
機械 | 7718 | 東証1部 | 60円 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
1382円 | 100株 | 13万8200円 | 4.34% |
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※株価などのデータは2020年2月13日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |