大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号で検疫にあたっていた50代の検疫官が感染していたが、同様の業務についていた他の検疫官の検査はやらなくていいのか。

感染していた検疫官は3日と4日(2020年2月)、船内で乗船者の体温測定や質問票の回収をしていた。検疫作業中の服装は、医療用マスクと手袋のみで、防護服やゴーグルは着用していなかった。5日から7日までは検疫所で通常業務にあたったが、マスクをつけていないときもあったという。9日に発熱、11日に感染が確認された。

質問票に着いたウイルスから感染か

国立感染症研究所ウイルス部元研究員で白鴎大学教授の岡田春恵氏は、「体温測定では直接接触しませんが、質問票にウイルスが付着しているとは思わずに素手で扱った可能性があります。当時は、こんなに陽性者が出るとはわからない段階だったので、通常通りの格好をしていたのだと思います」と話す。

感染した検疫官の家族は濃厚接触者のため、今後PCR検査を受ける。検疫所で一緒にいた同僚については、外出を控えるよう要請しているという。

岡田教授「私は同僚の方も検査すべきだと思います。本人たちも希望すると思いますよ」玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「この方々と、ホテル三日月や船の中に隔離されている人たちと何が違うのでしょうか。発症した人と接触したはずなのに、自宅でいいのでしょうか。整合性がとれません」

司会の羽鳥慎一「混乱なのか、統一できないのか、線引きがあいまいです」

高木美保(タレント)「この問題のもうひとつのポイントは、政府が十分な説明をしていないこと。なぜ検査しないのか、きちんと言わないと、みんなが疑心暗鬼になってしまいます」