これは、“日本一慈しい”インタビュー。椿鬼奴が『鬼滅の刃』を語る、愛と涙の60分

「もうやだ、泣いちゃう……」

インタビュー中、あふれる想いをこらえきれずに涙を見せた椿鬼奴。彼女が語るのは、もはや社会現象とも言えるほどの熱狂的ブームを巻き起こしている、少年漫画『鬼滅の刃』(以下、『鬼滅』)だ。

椿鬼奴は、芸能界屈指の「鬼滅好き」として知られている。『週刊少年ジャンプ』(以下、『ジャンプ』)に第1話が掲載された頃からの読者で、数年前から、テレビ番組にも主人公・竈門炭治郎と同じ耳飾りをつけて出演したり、『鬼滅』ネタを話したりしていた。

今回は、『ジャンプ』本誌内容にも触れたディープな『鬼滅』インタビューを決行! 笑いあり涙あり、作品ファンなら共感すること必至のトークをぜひ楽しんでほしい。

撮影/すずき大すけ 取材・文/たまお
※注意※
取材は1月中旬に行われました。
インタビュー内では、アニメで描かれたストーリーより先の展開にも言及しています。また、詳細は伏せていますが、コミックス未収録部分(19巻以降)について触れている部分もあります。

『鬼滅』連載で、「『ジャンプ』がまた盛り上がってきたな!」

鬼奴さんは『鬼滅の刃』を第1話からリアルタイムでご存知だったそうですが、『ジャンプ』本誌は以前から読まれていたのでしょうか?
小学生のときに読んでいたんですけど、『鬼滅』の連載が始まる1年ぐらい前からまた買い始めました。

その頃、名古屋で隔週のパチンコ番組(『ノリで行こう!!』)に出演していたんですが、共演者の次長課長・井上(聡)さんが、ロケの行きで読み終わった『ジャンプ』を、いつも帰りにくれたんですね。でも、ロケは隔週だから、漫画も毎回1週分空くんですよ(笑)。

その頃は『BLEACH』や『NARUTO -ナルト-』、『暗殺教室』とかを連載していて、「面白いからちゃんと毎週読みたい!」と思って、自分で買うようになりました。
そんな中、2016年2月に『鬼滅の刃』がスタートしたわけですね。
連載が始まってもすぐに終わってしまったりする作品もある中で、『鬼滅』は第1話からすごく面白いと思いました。『僕のヒーローアカデミア』や『ブラッククローバー』、『約束のネバーランド』などの連載も同時期に始まって、「『ジャンプ』がまた盛り上がってきたな!」と感じましたね。
『鬼滅』はコミックスも揃えていらっしゃるんですか?
はい、買うようになりました。でも、そもそも私はあまりコミックスを買うのが好きじゃないんですよ。部屋が狭くなるから(笑)。

家には、大好きな諸星大二郎先生の漫画しか置きたくないとずっと思っていましたが、そんな私がひさびさにコミックスを買ったという意味でも、『鬼滅』への愛はスゴいんです。
鬼奴さんはたくさんの漫画を読まれているようですが、『鬼滅』のほかに好きな漫画は?
やっぱり諸星大二郎先生の作品がいちばんですね。『妖怪ハンター』など古事記や日本書紀を元にしたエピソードがあってためになる一方で、先生が意図しているかはわかりませんけど、「何この表情!?」っていうシーンや、こっちがツッコミたくなるような笑えるシーンが多いんです。

たとえば『鬼滅』でも、第1話で炭治郎が「助かった…雪で… 滑ったのも…雪だけど……」って言うところとか、作中にツッコミはいないけど読者がクスッと笑ってしまうような場面がありますよね。そういう漫画がもともと好きなんだと思います。

(諸星先生の)『栞と紙魚子』も、生首を拾った女子高生が淡々と面白いことを言ったりしてオススメです。あとは、ジャンプに掲載されていた『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』(作/仲間りょう)も大好きですね。何か変なセンスがあるというか……。
鬼奴さんは以前Instagramで、『魔法少女まどか☆マギカ』の話もされていましたね。
『まどマギ』も面白かったですね! あれはパチンコで知ったんですが、光浦(靖子)さんからも「面白いよ」って聞いていたんです。それでアニメを観てみたら、まああの絵柄からは想像できないような展開で。あれも心を持っていかれますよね。それを観てまたパチンコに戻って、「私は何度でも繰り返す」……っていう(笑)。

私は「いい作品がパチンコになる」と思っているので、パチンコがキッカケでアニメを観ることも多いです。

今まで、みんなと自分の「好き」が重なることは稀だった

ここ最近の熱狂的なブームとも相まって、鬼奴さんが『鬼滅』ファンであることが話題になっていますね。
いやもうそれは、『鬼滅』がスゴいからですよ。私はただ趣味で、誰にも頼まれていない場面で耳飾りをつけたりしていたっていうだけなんですけど(笑)。
初めてテレビで『鬼滅』の話をしたのはいつ頃でしょうか?
最初に『鬼滅』の話をしたのは『PON!』という番組で、夫婦のお互いの愚痴を『3年目の浮気』の替え歌にするっていうコーナーでした。

私は『ジャンプ』を買ってもすぐに読まなくて、長距離移動のときにまとめて読むんですよ。そうすると家に何冊も『ジャンプ』が溜まるから、旦那(グランジ・佐藤大)が「捨ててほしい」って歌ったのに対して、「♪『鬼滅の刃』を読めない私がかわいそうだわ〜」って替え歌にして(笑)。2017年のことでしたが、その頃は今ほど反響がありませんでしたね。
ここ最近の反響についてはどう感じていますか?
私は自分が「面白いな、いいな」と思うことをモノマネしたりネタにしたりしますけど、わりとマニアックだと言われることが多いんですよ。諸星大二郎先生の話もいろんなところでめちゃくちゃしてるんですけど、熱狂的な一部の方々に人気ではあるものの、みんなが知ってるっていうことにはなりにくくて。

だから『鬼滅』は、みなさんが好きなものと私の好きなものが合ったっていう珍しいケースなんです(笑)。何かで話題になることがあまりなかった人生なので嬉しいですが、それはやっぱり『鬼滅』が素晴らしいからだと思います。
『鬼滅』のファンも、鬼奴さんがテレビで熱く語っていらっしゃるのを観ると、自分の代弁者のように思えて嬉しくなるのではないかと思います。
それは嬉しいです、本当に。そういう人が日本だけでなく世界中にたくさんいるのは、今までにない感覚ですね。『鬼滅』は子どもも大人の女性も男性も好きだし、広い世代から愛されているので、私も大手を振って「好き」って言えます(笑)。
メディアで『鬼滅』を紹介することも増えたと思いますが、気をつけていることはありますか?
芸人同士とか知り合いと話すときは本誌の内容も言えるんですけど、メディアではさすがにそこまでの話はできないんですよね。媒体によっては、話せるのがアニメで描かれたところまでのこともありますし。

「印象に残るキャラは?」って聞かれたら最近だと縁壱なんですけど(笑)、そこの話はできないから、アニメまでだと累かな、とか。
なるほど(笑)。鬼奴さんはいわゆる「ガチ勢」と言っていいと思うんですが、人気作にありがちな、ファンが「にわか」「古参」とカテゴライズされることについてはどう思われますか?
私は自分が好きな作品を紹介して、読む人が増えたら嬉しいです。このあいだエゴサーチしてみたら、もともと子どもは『鬼滅』を好きだったけど、私がテレビで『鬼滅』の話をしたことで、その子のお母さんが興味を持って単行本を買ってくれたらしいんですよね。

そのお母さんがママ友に『鬼滅』を紹介するようになってもいいと思うし、それでファンが増えたら私もすごく嬉しいです。
昨年放送されたテレビドラマ『グランメゾン東京』の最終回では、峰岸(演/石丸幹二)と妻・春代が渋滞にはまるシーンで、鬼奴さん演じる春代が車中で『紅蓮華』(アニメのOPテーマ)を歌っていたのが話題になりました。あれは鬼奴さんのアドリブだったんですか?
いえ、演出の方から「渋滞の中、携帯で話をしている夫が、横で歌っている妻に『うるせえ!』って言うシーンを作りたい」って言われていたんです。歌はおまかせしますが日本の曲で、という指示があって、最初に思いついたのが『紅蓮華』だったんですよね。

「歌っても大丈夫かな?」と思ったんですけど、渋滞中だし「♪僕を連れて進め〜!」の歌詞が合ってるなって(笑)。X JAPANさんの『ENDLESS RAIN』を歌ったバージョンもあって、オンエアではどっちになるかなと思っていたんですが、『紅蓮華』のほうが流れて感動しました。
あれには驚きました。
私はリアルタイムで観られなかったんですが、黒沢さん(森三中・黒沢かずこ)が「Twitterのトレンドに入ってるよ!」ってスクショを送ってくれました(笑)。ドラマ制作のみなさんの柔軟さや心の広さに感動しましたね。

お堂の鬼は『ウォーキング・デッド』のゾンビみたい

それではここから、よりディープな『鬼滅』トークに入りたいと思います。鬼奴さんにとって、これをキッカケにハマったというエピソードやキャラクターは何ですか?
(ここで『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』を取り出す鬼奴さん)
そうですね……連載が始まってすぐに好きになったんですよね。第1話を読んで光が差したように感じたんです。「ハマる漫画が始まった!」って。

最終選別から帰ってきた炭治郎を鱗滝さんが抱きしめるエピソードも泣けますし……。でも、最初に「いいな」と思ったのは、たぶんねえ……手鬼(最終選別に現れた大型の鬼。「年号が変わっている!!」のセリフが話題に)のエピソードかもしれないですね。
ああ〜。
最初に登場するお堂の鬼(炭治郎が初めて戦った鬼)は『ウォーキング・デッド』に出てくるゾンビみたいというか、元は人間のはずだけど過去がわからなかったですよね。敵として殺しても、読んでいるこっちがモヤモヤしない相手だった。でもそれが、手鬼からは一気に悲しくなっていくっていう。
「兄ちゃん……」ですよね。
「あれっ、この漫画は普通の征伐モノとは違うんだ!」って思いました。そのあとも鬼の過去エピソードはどんどん分厚くなっていきますけど、元は人間だったからこそ、いい人も悪い人もいたっていうのがすごく面白いなって思います。
鬼奴さんの好きなキャラは竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助の3人組だとよく話されていますが、改めて彼らのどういった部分が好きなのかお聞かせいただけますか?
序盤の最終選別からぼろぼろ人が死ぬし残酷ですけど、炭治郎はもともとちょっとギャグセンスがあるというか。

3人がいることによって、ボケにツッコんだり、はっきりと「ここは安心して読めるシーン」「楽しいシーン」っていうのがわかりやすくなるところが好きです。暗くなりがちな話だし戦いは大変だけど、そういう中でもちょっと間が抜けたりしているところがかわいくていいですね。
鬼奴さんはもともと、主人公ポジションのキャラを好きになる傾向にあるのでしょうか。
そんなこともないかな? 昔は少し変わった人のほうが好きで、『ドカベン』なら殿馬がいいし、『幽☆遊☆白書』でも主人公の幽助は傍若無人だなあ……と思っていました(笑)。炭治郎は珍しいタイプだと思うんですよね。主人公なのに目立つ行動を取るようなキャラじゃないし、常識があるというか。
圧倒的な「善」のキャラクターですよね。
そうそうそう。優しいし、自分より他人を優先するし。絶対に妹の禰豆子だけは守るっていう気持ちはあるのに、それを諦めようとするシーン(※)があるのも衝撃でした。まああれは、禰豆子がそう促したっていうのもありますけど……。

※半天狗との戦いで夜明けを迎え、炭治郎は敵に襲われそうになっている人々を救うか、禰豆子を守るかの選択を迫られることになる。

もっと長く連載し続けてほしい。でも…愛ゆえのジレンマ

柱では誰が好きですか?
あ〜……キツいんですよね、柱の話……(苦笑)。本誌の展開を思い出すと悲しくなるんですよ。泣いちゃう、もう……。

ちょうどきのう、友達の甥っ子から、柱の“あるキャラ”が好きだって聞いたんですよ。本誌を読んでいない子だから今の展開はもちろん言えなかったけど、子どもが“あのエピソード”を読んでどう感じるかを思うと、それも悲しくなって……。
子どもが受け止めきれるのかな?という展開も多いですよね。
本当に心配なんです……(目に涙をにじませる鬼奴さん)。

“あのエピソード”は何度も読み返したんですけど……もうやだ……悲しい……。つらい……(ティッシュを取り出して涙を拭う)。あの展開がアニメになったらと思うとまた悲しいし、恐ろしい。どうしようこの先……。連載が終わってしまうのも怖いし。
でももう今、思いっきり最終局面に入っている感じがしますよね……。鬼奴さんは連載がもっと長く続いてほしいですか?
それがすっごくジレンマで。吾峠先生の信念を変えてほしくはないんです。先生の潔さみたいなものも感じているので、先生が面白いと思うほうを選択してほしいんですけど、でもやっぱり終わってほしくないとも思います。

オカリナ(おかずクラブ)とも話していたんですけど、単行本の途中途中にいろいろ書かれているじゃないですか。
「大正コソコソ噂話」ですね。
善逸の兄弟子である獪岳の話(コミックス17巻で明かされた、幼少期のエピソード)とか、漫画で描いてくださいよ!と(笑)。
最近だと、コミックス18巻で明かされていた猗窩座さんのエピソードも……。
そうそう! あれも本編で描いてくださいよ!って(笑)。
でもあのあたりを漫画で読んだら、読者の心が耐えられなかったかもしれませんね。
そうなんですよね……。

アニメを観たことで、さらに累への思い入れが増した

ほかにも魅力的なキャラが多いですよね。さっき名前が出た縁壱はどうですか?
生まれたときから仕上がってますよね!(笑)なんなんですかね!? しかも何百年経っても、誰も彼の領域に到達できてないっていう。縁壱とか炭治郎の先祖とか、まだまだ謎が多いですよね。そもそも「なんで無惨は禰豆子を鬼にしたのか?」っていうのも気になるし……。
鬼だけでなく、柱にも細かいキャラクター設定があります。悲鳴嶼さん(岩柱・悲鳴嶼行冥)、煉獄さん(炎柱・煉獄杏寿郎)、しのぶさん(蟲柱・胡蝶しのぶ)など……。最近でいえば、伊黒さん(蛇柱・伊黒小芭内)の過去もスゴかったですね。たった1話であそこまで描くとは……。
またあれがねえ〜!(笑)本当に今、すごく心配なんですよ。蜜璃ちゃん(恋柱・甘露寺蜜璃)とうまくいってほしい……。もうやだ……(また泣きそうになる鬼奴さん)。伊黒さんにも生き抜いてほしい……。
鬼についてはどうですか?
上弦の鬼たちもそうですけど、鬼の多くは、人間のときの最愛の人がキーになったりお迎えに来たりするのがいいですよね。炭治郎はずっとまっすぐな子ですけど、鬼には炭治郎のそういうところに対するうらやましさもあるのかなって。忘れてしまっている感情を、炭治郎がキッカケとなって思い出させているところも多いのかも。

あと、累は原作では残酷な印象が強かったんですけど、アニメでより深みが増したように思います。許せない存在ではあるけど、かわいそうだとより強く思うようになりました。

お母さん役の鬼もまた印象的でしたね。首を差し出すところも教会みたいに神々しくて……。
原作の漫画も素晴らしいですが、アニメになることによってキャラクターや物語に深みが増しましたね。
子どものキャラクターって、本物の子どもや女性声優さんが声を当てたりするじゃないですか。だから最初、「累は大人の男性がやるんだ?」って意外に思っていたんです。でも実際に観てみたらすごくよかったなと。

伊之助も最初は「声太っ!」って思ったんですけど、休養中の「ゴメンネ 弱クッテ」というセリフの言い方も面白かったし(笑)。公式WEBラジオ『鬼滅ラヂヲ』でも、善逸役の下野紘さんがあのシーンは大爆笑だったってお話されていました。

急にコミカルになる『鬼滅』の笑いは、コント芸に似ている

改めて、鬼奴さんがとくに好きなシーンやセリフはありますか?
よくお話していますが、やっぱり支えになっているのは炭治郎の「長男だから頑張れた」っていうところですね。『イッテQ』の(過酷な水中ロケに挑戦した)ときもそうでしたけど、私も長女だし、炭治郎も頑張っているしって。

自分を鼓舞するセリフに「長男」っていう続柄が入っているところが面白くて、励まされるのと炭治郎のかわいくて面白いところが両方あっていいなと思います。ほかのセリフでも、面白いもののほうがよく覚えているかも?
『鬼滅』はシリアスなシーンでも急にコミカルなところが出てきますよね。
そう〜! あれすごくいいですよね。不死川さん(風柱・不死川実弥)の好物のおはぎのくだり(16巻)とかもめっちゃ面白い!(笑)
この流れでおはぎの話する!?みたいな(笑)。
炭治郎が「不死川さんはおはぎのことで怒ってるんだ」って思うのもおかしいし、義勇さん(水柱・冨岡義勇)が「そうだったのか」って言うのもさらにおかしい(笑)。あのシーンではテロップで「誰か止めてあげてください」ってツッコミが入りますけど、私、あれアニメでは誰が言うんだろうって気になってるんですよね。
アニメでは、原作にあるモノローグがないところもありますよね。ツッコミはどうするんでしょうね?
『鬼滅ラヂヲ』で聞いたんですが、累との戦闘で禰豆子が「爆血!」って言うところがあるけど、漫画だと禰豆子が言ってるかどうかはわからないじゃないですか。だからあそこをどうするか、演出の方がすごく考えたと言ってました。

それで結局、禰豆子の声にすることになって、演じる鬼頭(明里)さんがすごく悩んだんだそうです。ずっと「う〜!」しか言ってなかったから。
そうだったんですね!
でも、炭治郎と義勇さんってどっちも天然ボケ同士だから、その場にツッコミがいないと困りますよね(笑)。
シュールな笑いも多いですよね。
『鬼滅』の笑いって、ギャグっていうかコントみたいなんですよね。キャラクターの性格とか関係性をわかってもらったうえでの、その人たちによる面白さっていうか。

キャラ像がずっとブレずに繰り広げられるコントっぽいのが好きなところなのかも。炭治郎と善逸と伊之助のトリオも、3人だけのときと、義勇さんや宇髄さん(音柱・宇髄天元)が入ったりするときで空気が変わったり。喜劇っぽいところもあるのかな。

そっか、なんで単行本を買うくらい好きになったのか、今気づきました! 泣くくらい悲しいシーンも感動するシーンもありますけど、笑えたり面白かったりするところもあるのが好きなのかもしれません。シリアスなだけだったらここまで好きになっていなかったかも。
今、漫画のほうはめちゃくちゃシビアな展開ですけど、蜜璃ちゃんが出てくるとギャグっぽいノリになったりもしますね。
蜜璃ちゃんが出てきたら「絶対死なないだろうな」って安心感がありますよね(笑)。吾峠先生も、さすがにこういうときにはキャラをひどい目には遭わせないだろうと信じてるんです。だからあの3人組も死なないんじゃないかと安心しているところはあるんですが……。
原作は最終決戦に突入していますが、今年は舞台も上演され、アニメ劇場版の「無限列車編」も公開される予定です。
あれ(映画)、なんで何月公開か言わないんですかね!?(笑)絶対に観に行こうと思ってますし、早く知りたい! すごく楽しみにしています!

鬼奴さんの『鬼滅』グッズをお披露目!

▲鬼奴さん自らゲットされた、ローソンコラボのブランケット。「からあげクン」と『鬼滅』キャラクターのかわいいイラスト入り。
▲禰豆子の口枷である竹筒風グッズはなんとエコバッグ! 広げると禰豆子が竹をくわえた姿になります。耳飾りと一緒に「JUMP SHOP(ジャンプショップ)」で購入されたもので、「普通に使っています(笑)」とのこと。
椿鬼奴(つばきおにやっこ)
1972年4月15日生まれ。東京都出身。B型。お笑い芸人・タレントとしての活動のほか、歌手としてCDリリース、女優として映画や舞台、ドラマなどで活躍している。近年の出演には、ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)、放映中の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)、『世界の果てまでイッテQ!』(ともに日本テレビ系)など。
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