息子の武志(伊藤健太郎)が市内の下宿して、喜美子(戸田恵梨香)はまた一人になった。その頃は、喜美子の作品は最低でも1つ5万円という値段がつく人気になっていた。ところが、喜美子はもっと低価格にしたいと思っていた。

ある日、見知らぬ女性がやって来た。勝手に穴窯をのぞき、喜美子が初めて穴窯で焼いた作品がほしいという。女性は小池アンリと名乗った。

喜美子「すみません。こちらは非売品で売れないんです」

30万円出すという。売るつもりがない喜美子は100万円でなければ売らないと吹っかけてみる。すると、後日、アンリは100万円の現金を持参してきた。

姉のように慕う庵堂ちや子が励ます「キミちゃんはキミちゃんや」

喜美子が姉のように慕う庵堂ちや子(水野美紀)がやってきて、喜美子の家に一晩泊まることになった。ちや子は新聞記者から市議会議員になっていた。ちや子にアンリの申し出について話した。

喜美子「荒木荘で、1足12円の内職をしてた時のことを思うと、自分が変わっていくようで怖いんです」

ちや子「大丈夫や。キミちゃんはキミちゃんや」

ちや子にそう言われた喜美子は、少し安心する。その後も、小池アンリはたびたびやってきた。(NHK総合あさ8時)