メディカル・データ・ビジョン、株主優待を廃止! 同時に“初配3円”の実施を発表するなど、優待の代わり に「配当」や「自社株買い」での株主還元を強化へ!

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 メディカル・データ・ビジョン株式会社が、株主優待を廃止することを、2020年2月10日の15時30分に発表した。

 メディカル・データ・ビジョンの株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上を保有する株主に、一律で『QUOカード』1000円分を贈呈」というものだった。

 しかし、この株主優待は2019年12月末に実施された分を最後に廃止される。

 メディカル・データ・ビジョンが株主優待を廃止する理由は「当社グループは(中略)2019年12月期業績においては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに、2003年創業来の最高額を達成することができました。また、2020年12月期も引き続き増収増益を達成できる見込みであります。これにより、さらなる成長に向けた新規投資に向けた内部留保を確保しつつも、安定した配当を継続して実施していくことが可能と判断いたしました。加えて、さらなる資本効率の向上を図るため、状況に応じて自己株式取得を機動的に行っていくことといたしました」とのことだ。

 実際、メディカル・データ・ビジョンは株主優待の廃止と同時に、2020年12月期の期末配当(年間配当金)で、“初配”を「3円」予想とすることを発表している。

廃止されるメディカル・データ・ビジョンの株主優待制度の詳細

■廃止されるメディカル・データ・ビジョンの株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
12月末 100株以上 QUOカード1000円分

 メディカル・データ・ビジョンの2020年2月10日の終値は858円だったので、株主優待が実施されていれば、利回りは以下のようになっていた。

 (100株保有の場合)
 投資金額:100株×858円=8万5800円
 優待内容:QUOカード1000円分
 株主優待利回り=1000円÷8万5800円×100=1.16%

 メディカル・データ・ビジョンの株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」だったが、2019年12月実施分を最後に廃止されることが決定した。株主優待の代わりとなる株主還元策として“初配”と自社株買いの実施を発表されているが、配当利回りは0.34%で、株主優待利回りよりも大幅に低いため、失望する個人投資家もいるかもしれない。ただし、同社は業績が好調で「業績予想の上方修正」も発表しており、今後の増配などにも期待が持てそうだ。実際、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、発表当日(2020年2月10日)の終値858円より92円も高い950円(+10.7%)を記録している。
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 なお、メディカル・データ・ビジョンは医療機関などに向けたデータネットワークサービスを手掛ける企業。2019年12月期(通期)の連結業績は、すべて前期比で売上高12.5%増、営業利益130.3%増、経常利益128.7%増、当期純利益697.9%増。2020年12月期も増収増益を見込む。

■メディカル・データ・ビジョン
業種コード市場権利確定月
情報・通信業3902東証1部12月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
858円100株8万5800円0.34%
【メディカル・データ・ビジョンの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2020年2月10日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。