先制点を奪った柏レイソルFWオルンガ

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[2.9 ちばぎんカップ 千葉0-2柏 フクアリ]

 最初に訪れたチャンスをきっちり得点に結び付けた。昨季J2リーグで27ゴールを奪い、得点ランク2位となった柏レイソルFWオルンガは、2年ぶりのJ1リーグでの戦いに向けて順調にコンディションを上げているようだ。

 前半7分だった。自陣からMF江坂任が最終ライン裏にボールを落とす。相手の2CBを振り切ってPA内へと侵入したオルンガは、「江坂選手のパスが見事にディフェンダーの間を通った。出てこようとしていたGKが出てこなかったことで、余裕が生まれた」と対面したGK新井章太の動きを見極め、冷静に右足シュートでネットを揺らした。

「優位な状況でコースを見て、落ち着いて右足で決められた。ゲームの中で最初の得点機だったので、それを決めることで試合の流れを良い方向に持っていけたと思う」。この先制点で流れをつかんだチームは、前半11分に早々と加点。その後も主導権を握って試合を進め、2-0の完封勝利を収めた。

 昨季の最終節・京都戦で1試合8得点を奪い、Jリーグの個人での1試合最多得点記録を更新したストライカーは、「また、1試合で8点取れたら良いけど、そんなに簡単なことではないよ(笑)」と苦笑しつつ、「昨年よりも良い選手になりたい。自分の課題を克服しながら、これからJ1で戦う上で得点力を上げていかないといけない」と表情を引き締めた。

(取材・文 折戸岳彦)