大坂なおみ 凡ミス50本でまさかの完敗。対スペイン戦は黒星スタート

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女子テニス国別対抗戦「フェドカップ」の予選ラウンド(2月7日〜8日/スペイン・ムルシア/クレーコート)で日本がスペインと対戦。初日の第1試合シングルスで、大坂なおみ(日本/日清食品)は世界78位のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)に0-6、3-6で完敗し、日本は黒星スタートとなった。試合時間は1時間17分。

第1セット、第1、第3ゲームをともにラブゲームでブレークされ、サービスゲームで苦しむ立ち上がりを見せた大坂。その後も調子を上げることができずにまさかの0-6で第1セットを落としてしまう。


第2セットでは先にブレークした大坂だったが、すぐにソリベス トルモに追いつかれる。さらに終盤でもブレークを喫し、ゲームカウント3-5と追い込まれた。なんとか追いつきたいところだったが、最後はダブルフォルトでまたもブレークを許し、3-6で第2セットを落として敗れた。


大坂はファーストサーブが決まったときのポイント獲得率が第1セットでは14%、第2セットでも52%と低かった。さらにアンフォーストエラーも50本と非常に多く、自滅に近い形での敗北となった。


試合前には「団体戦でプレーするのが大好き」と語っていた大坂だが、そのプレッシャーからか第2セットの終盤には涙を見せていた。


残念ながら大坂が敗れて黒星スタートとなった日本代表だが、この後は第2試合シングルスで世界86位の土居美咲(日本/ミキハウス)が世界55位のカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)と対戦し、明日はシングルスの対戦相手を入れ替えた2試合、そしてダブルスが行われる予定。


日本代表がここから巻き返してくれることを期待したい。


テニスデイリー編集部)


※写真は「フェドカップ」での大坂なおみ
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)