画像はTOKYO MX「異種族レビュアーズ」サイトのスクリーンショット

写真拡大

TVアニメ「異種族レビュアーズ」が、放送する東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の編成上の都合により放送中止となったことが分かった。

異種族レビュアーズ製作委員会とTOKYO MXは7日、「異種族レビュアーズ」の放送中止を公式サイトやTwitterで公表。製作委員会は、「東京メトロポリタンテレビジョン株式会社の編成上の都合により、今後の放送予定が中止となりました。なお放送中止に関するお問い合わせは、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社にご連絡ください」とコメント。TOKYO MXも「編成上の都合により、今後の放送を中止とする事といたしました。放送を楽しみにして下さっていた視聴者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

「異種族レビュアーズ」は、ニコニコ静画内の「ドラドラしゃーぷ#」で連載中の漫画を原作としたTVアニメ。エルフ、獣人、悪魔、天使といった異種族が暮らす世界で、あらゆる異種族の「スケベなお店」を体験しレビューを提供するという内容となっている。土曜日の25時30分からという深夜アニメ枠で、今年1月に放送を開始したばかりだった。

放送倫理・番組向上機構(BPO)には、「異種族レビュアーズ」に対する視聴者からの声が寄せられている。「風俗店を題材にした性的な内容の深夜アニメが放送されている。セクハラ行為をギャグにするなど女性差別的な描写もある。このようなアニメが年齢規制もなく青少年が見られる現状に憤りを感じる」といった青少年の「低俗、モラル」に対する意見となっている。