東京・池袋で昨年4月(2019年)、乗用車で暴走して松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)が死亡した事故で、旧通商産業省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)はきのう6日(2020年2月)に過失運転致死傷罪で起訴された。

真菜さんの夫(33)は会見し、「この10カ月間、悲しみと苦しみとの中でもがきながら、ようやく一歩が踏み出せるという思いでいます」と話した。

88歳という高齢を考慮

裁判のポイントは、執行猶予がつくかどうかだ。交通問題に詳しい高山俊吉弁護士は「禁錮2〜4年の判決になると思われますが、年齢を考慮して、執行猶予がつく可能性もあります」と話している。

夫は被害者参加制度を用いて、裁判に参加するつもりだ。「なぜ2人は命を奪われなければならなかったのか。私は真実を知りたいです。2人の無念を晴らしたい。『できることをやるから見守っててね』と伝えたいと思います」という。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「在宅起訴はそれほど珍しいことではないが、年齢を理由に執行猶予になるとしたら問題です。高齢でも免許は与えられるのに、事故を起こしたら執行猶予になるなんてことは許されないと思います」

長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「遺族の方に気持ちが伝わっていないんじゃないかという気がします。残された方たちは釈然としないところがあるのだろうなと思います」