柴犬が登場する衛生福利部の投稿=同部の公式フェイスブックから

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(台北中央社)衛生福利部(保健省)の公式フェイスブックに柴犬の写真を使って手洗いを呼び掛ける画像が投稿され、好評を集めている。「手洗いするべきタイミング」として、トイレやくしゃみの後などと紹介。それぞれに合った柴犬のスナップが添えられており、ネットユーザーからは可愛いとの声が上がっている。

手洗いのタイミングとして同部が呼び掛けているのは、食事前、病院を受診した後、トイレの後、くしゃみの後。それぞれの場面に合わせて、柴犬がご飯を待っていたり、くしゃみをしていたりと自然な様子の写真が使われている。

「トイレの後」に付けられた用を足している最中の写真には、ネットユーザーから「こんな姿を公開してしまうなんて!」と柴犬を擁護するコメントが寄せられた。これに対してフェイスブック担当者はボール遊びをする元気な柴犬の姿を「お見合い写真」として投稿し、「バランスを取るため」とユーモアある返答で応じた。

担当者は投稿のコメント欄で、柴犬について自身の飼い犬だと説明。日常の姿を捉えたスナップだという。感染予防を啓発する別の投稿でもこの柴犬の写真が使われており、それぞれの投稿には6日午後6時までで、賛同を示す「いいね!」が手洗いで約5800件、感染予防啓発で約3700件寄せられている。

(呉欣紜/編集:楊千慧)