BMW、「F900R 」「F900XR」を発売

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BMWは、「F900R」と「F900XR」を2月25日に発売する。

両モデルは、2018年に発売されたF850GSで初めて採用された並列2気筒エンジンの改良型エンジンを搭載する。この改良型エンジンは、シリンダーボア(内径)を2mm拡大し、排気量を従来の853ccから895ccまで高めるとともに、ピストンを鋳造から鍛造に変更することで強度を高め、最高出力を95PS(70kW)から105PS(77kW)まで高めている。

また、15.5Lと13Lの軽量プラスチック溶接式タンクを採用し、スポーティな走行を実現している。

車両の安定性を高めるアンチ・ホッピング・クラッチが標準装備されるとともに、BMW Motorradのモデルとして初めてエンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR)が装備されている。MSRは、急激なスロットル操作やシフトダウンの際に発生しやすいリヤホイールのスリップを軽減し、高い安全性を実現する。

安全面では、コーナリング時に進行方向の路面を照らす新しいアダプティブ・ヘッドライトや、鍵を携帯していればエンジン始動が可能なキーレス・ライドを装備している。

価格は、F900Rが105万7000円〜133万3000円、F900XRが114万8000円〜141万3000円。