観戦者の女性比率が男性を上回った唯一のクラブは? Jリーグが2019年の観戦者調査を公表

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 Jリーグが「Jリーグスタジアム観戦者調査2019 サマリーレポート」を公表した。

 2019シーズンの明治安田生命J1リーグと明治安田生命J2リーグにおける観戦者の性別構成比は、男性が62.4%、女性が37.6%という結果で、例年と同様の傾向だった。男性の比率が高いクラブとして、湘南ベルマーレ(75.6%)、名古屋グランパス(72.5%)などが報告されている。反対に、V・ファーレン長崎の女性比率は51.3%で、女性の観戦者の割合が男性を上回った唯一のクラブとなった。

 また、観戦者の平均年齢は42.8歳で、昨年より0.9歳増となった。平均年齢が高いクラブとして、ヴァンフォーレ甲府やアルビレックス新潟(48.7歳)、ファジアーノ岡山(46.9歳)、松本山雅(46.6歳)などが挙げられている。一方、名古屋(39.2歳)、横浜F・マリノス(39.5歳)、鹿島アントラーズ(39.9歳)などが観戦者の平均年齢が低いクラブとして報告されている。

以下、調査結果の要約

調査概要
 調査の対象は、55クラブのホームゲーム来場者、11歳以上の男女個人、24,070名とし、23,189票(有効回収率:96.3%)の有効回答を得た。調査の時期は、2019年4月20日から9月15日であった。

Jリーグと地域社会
 Jリーグと地域社会との関係については、ホームタウンにおいて重要な役割(85.5%)を果たしている、ホームタウンへ大きな貢献(82.7%)、若い人たちの生活にいい影響(78.7%)をしているという意見が支持されており、肯定的な評価が目立った。

観戦者のプロフィール
 観戦者の平均年齢は42.8歳で、男性の割合は62.4%であった。クラブの活動区域内に居住する割合は86.3%、自由に使えるお小遣いの平均は、1ヶ月あたり36,100円であった。

観戦の特徴
 年間の観戦頻度の平均は、J1来場者は11.0回、J2は14.3回であった。スタジアムまでの平均所要時間は52.2分であり、二人で来場する人が45.4%、家族と来場する人が54.3%であった。また、10年以上、特定のクラブのサポーターである層は48.6%であった。

チケット
 シーズンチケット購入している割合は46.4%であった。

観戦動機と勧誘行動
 好きなクラブの応援のために、およびサッカー観戦が好きだから、などが主な観戦の動機となっていた。周囲を観戦に誘うとした割合は57.9%、周囲から観戦を誘われるとした割合は37.0%であった。