(C)Yushi Machida

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 2月2日、東京競馬場で行われたG3・根岸ステークスは、3番人気に支持されたモズアスコットが初ダートを克服して豪快に突き抜けた。1番人気のコパノキッキングをゴール前で捉えて、芝ダート兼用の二刀流ぶりを発揮した。

根岸ステークス、レース後ジョッキーコメント
1着 モズアスコット
C.ルメール騎手
「ゲート内で座るような感じでスタートが遅れましたが、直ぐにハミを取って流れに乗れました。手応えはいつも通りでダートでも良く反応して長く脚を使いましたし、強かったです。今日のレースぶりなら1600mのフェブラリーステークスでも大丈夫だと思います」

矢作芳人調教師
「母方の血統や走りっぷりからダートも大丈夫と考えていました。今回は休み明けで脚元の状態も完全ではなかったので少し心配はありました。そんな中でこの勝ち方ですから強かったということでしょう。この後はフェブラリーステークスへ向かいます。そしてその先はオーストラリアのレースも考えています」

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マーフィー「ペースが速かった」

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2着 コパノキッキング
O.マーフィー騎手
「結果的にペースが速かったです」

3着 スマートアヴァロン
石橋脩騎手
「自分の競馬に徹して最後は上位2頭に迫るくらいの脚を使ってくれました」

4着 ダノンフェイス
田辺裕信騎手
「スタートが思ったよりも良くて楽にポジションが取れました。よく頑張っています。重賞を勝てる力はあると思います」

5着 ワイドファラオ
福永祐一騎手
「58キロがこたえました。久々の1400mにも対応してくれて直線ではオッと思う程の手応えでした。ただ1400mだと周りが速いので1600mの方が良さそうです」

11着 ミッキーワイルド
M.デムーロ騎手
「良い位置につけられましたが伸びませんでした…」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2日、東京競馬場で行われた11R・根岸ステークス(G3・4歳上オープン・ダ1400m)で3番人気、C.ルメール騎乗、モズアスコット(牡6・栗東・矢作芳人)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のコパノキッキング(せん5・栗東・村山明)、3着にスマートアヴァロン(牡8・栗東・西園正都)が入った。勝ちタイムは1:22.7(良)。

 2番人気でM.デムーロ騎乗、ミッキーワイルド(牡5・栗東・安田隆行)は、11着敗退。

モズアスコットは初ダートで二刀流発揮

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 2018年の安田記念を制したモズアスコットが初ダートに挑戦し豪快な差し切りを決めて二刀流を発揮した。スタートで出負けするもルメール騎手に促されて中団の位置まで押し上げた。終始外目を回りながら直線でスパートを開始すると、先に抜け出したコパノキッキングをゴール前で捉えて差し切り。長く良い脚を使い、初ダートも苦にすることはなかった。

モズアスコット 20戦6勝
(牡6・栗東・矢作芳人)
父:Frankel
母:India
母父:Hennessy
馬主:キャピタル・システム
生産者:Summer Wind Farm

【全着順】
1着 モズアスコット
2着 コパノキッキング
3着 スマートアヴァロン
4着 ダノンフェイス
5着 ワイドファラオ
6着 テーオージーニアス
7着 ノボバカラ
8着 ワンダーリーデル
9着 ブルベアイリーデ
10着 カフジテイク
11着 ミッキーワイルド
12着 アードラー
13着 テーオーヘリオス
14着 ドリームキラリ
15着 ヨシオ
16着 サングラス