昨季はリーグ戦2試合、カップ戦4試合、天皇杯1試合に出場した中村北斗。写真:滝川敏之

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 V・ファーレン長崎は1月31日に、公式ホームページで、2019年シーズンで契約満了となっていた中村北斗の引退とアビスパ福岡U-18コーチ就任を発表した。

 地元長崎出身で34歳の中村は、平山相太や兵藤慎剛を擁する国見高で1年生からレギュラーを獲得。在学中の3年間における選手権・総体・高円宮杯の高校3大タイトルで優勝5回、準優勝2回という圧倒的な成績を残した。また、選手権の決勝に3年連続先発フル出場するという、戦後の高校選手権史上唯一の記録も持っている。

 04年にアビスパ福岡へ入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせると、翌05年は開幕から先発出場を果たすなど活躍し、U-20日本代表に選出された。平山のほか、本田圭佑や水野晃樹らとともにワールドユース・オランダ大会(当時)にも出場している。

 その後、09年にFC東京へ移籍。高校時代の同期である平山ともプレーした。さらに14年に大宮アルディージャを経て、15年には福岡に復帰。18年に、のべ4クラブ目となる長崎に新天地を求めた。19年の昨季はリーグ戦2試合、カップ戦4試合、天皇杯1試合の出場で無得点。通算成績はJ1リーグ115試合、7得点。J2リーグ136試合、10得点を記録している。
 
 そんな中村はクラブの公式ホームページで以下のようにコメントした。

「長崎の皆さん、こんにちは。この度、現役引退をすることを決めました!そして、今後はアビスパ福岡U-18コーチに就任することが決まりました。

 V・ファーレン長崎で2年、福岡で計8年、FC東京で5年、大宮アルディージャで1年。16年間、お世話になったチームのファンの皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手として幸せな時間を過ごすことができました。

 福岡でプロ生活をスタートし、東京、大宮でプレーができ、最後は地元の長崎でプレーできたことを本当にうれしく思います!応援してくれた皆さんに心より感謝いたします。

 これからは、新しいサッカーを発見できるかもしれません!教える立場として、これからもサッカーを楽しみたいと思います。

 最後になりますが、本当に、本当にありがとうございました!」

 様々な経験を持つ中村。第二の人生となるコーチ業でも”1年生”から大活躍となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部