「食べログアワード2020」が開催! 90万超えの飲食店から選ばれたのは……
カカクコムは1月29日、「The Tabelog Award 2020(食べログアワード2020)」を開催した。果たしてどんな店舗が、国内90万超の飲食店の中から、地域やジャンルの壁を越えて「今、一番おいしいお店」として選出されたのだろうか。当日は、お笑い芸人の渡部建さんら、食通として知られるタレントが登場し会場を盛り上げ、華やかなアワードとなった。
「The Tabelog Award 2020」が1月29日に開催された
○食べログアワードとは?
「誰より強い情熱で、訪れる人を魅了したのは誰か」「誰より繊細な技で、訪れる人を唸らせたのは誰か」――。日本中のユーザーから食べログに寄せられた評価のうち、1年を通じてきわめて高い評価を獲得しつづけたお店をノミネートする「The Tabelog Award」。食べログユーザーが「味」という基準で、本当に好きなお店を選び抜くことから、カカクコムでは「レストランの国民投票」と紹介している。
司会の渡部建さん(左)と平井理央さん(右)
冒頭、カカクコム取締役の村上敦浩さんは「素晴らしいお店にランクを付けることは大変おこがましく、心苦しく思うこともあります。日本が世界に誇る、素晴らしいお店と料理を、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、このアワードを主催しています。お店があっての食べログです。日頃の感謝の気持ちもお伝えできたらと思っております」と挨拶した。
カカクコム取締役 執行役員 食べログ担当の村上敦浩さん
○料理人を憧れの職業に
アワードでは、まず「ノミネート店の料理人から聞いた、料理人として尊敬を集める料理人」に贈られるChefs' Choiceが発表され、「カンテサンス」(東京都、フレンチ)の岸田周三さんが受賞。
岸田さんは「昨秋、料理人を主人公にしたTVドラマの監修を務めました。いま、料理人が減っています。料理人を、若い人たちが憧れる職業にしていかないといけない。そういった意味で、私の活動を支持してくださった方がいたのかも知れません」と語った。
Chefs' Choiceに選ばれた、「カンテサンス」岸田周三さん
続いて「アワード2016年 発表以降の初ノミネート店のうち、ユーザー投票での得票数が多かった上位10位までのお店」に贈られるBest New Entry(全11店舗)が発表。
受賞者からは「この喜びを、早くスタッフとうちの家内に伝えたいです」といった感動コメントもあれば、「いまとても緊張しています。早く帰って仕込みがしたいです」と会場の笑いをとるコメントも聞かれた。
渡部さんが受賞者から話を聞き出していく。プレゼンターを務めたのは郄嶋政宏さん
そして「都市部以外のエリアにあるお店のうち、時間をかけてでも食べに行く価値があるとユーザー投票で得票の最も多かったお店」(東日本・西日本で各1店舗)のBest Regional Restaurantsが発表された。
選ばれたのは「日本料理 たかむら」(秋田県、懐石・会席料理)と、「徳山鮓」(滋賀県、郷土料理)。受賞の2人は「旅行を兼ねて地方まで食べに来てもらえたら嬉しいです」「父も、よくやったと言ってくれるのでは」と喜びを語った。
Best Regional Restaurantsに選ばれた、「日本料理 たかむら」と「徳山鮓」
○皆さんが金メダリストです
最後にGold、Silver、Bronzeの各賞が発表された。ノミネートされたのは624店(2019年の対象期間中に食べログの総合点4.00を超えた店舗が対象)。その中から、食べログユーザーの投票により「レストランを語るなら、必ず押さえておくべき名店」としてBronzeの488店、「一生に一度は味わっておきたい、匠の技に出会えるお店」としてSilverの102店、「この国のどこにあったとしても、生涯通い続けたいお店」としてGoldの34店が選ばれた。会場ではGoldの34店舗の代表者が登壇してトロフィーを受け取っていた。
秋田、東京、石川、岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪、福岡の名店34店舗がGoldに輝いた
プレゼンターには寺門ジモンさんと太田雄貴さんが登場。寺門さんが「木村拓哉さん主演のドラマの影響で、今またフレンチレストランに注目が集まっています」と、カンテサンスの岸田さんに話をふると、岸田さんはドラマ撮影時のエピソードを披露する場面も。
「こだわり出すと、いくらでも時間を使う撮影現場でした。全然、映っていないようなものにも気を遣う。ドラマの監修は今回限りで良いかな」と会場を笑わせつつも、「でもやって良かった」と最後は笑顔に語っていた。
ドラマの話など、会場は終始盛り上がりをみせていた
さらに太田さんは、「個人的にも、大半のお店に行かせてもらったことがあります。また、ここで再会できて嬉しい。皆さん、オリンピックで言ったら金メダリストですよ」と讃えていた。
各賞の受賞店は、食べログアワードの発表サイトで確認できる。
「誰より強い情熱で、訪れる人を魅了したのは誰か」「誰より繊細な技で、訪れる人を唸らせたのは誰か」――。日本中のユーザーから食べログに寄せられた評価のうち、1年を通じてきわめて高い評価を獲得しつづけたお店をノミネートする「The Tabelog Award」。食べログユーザーが「味」という基準で、本当に好きなお店を選び抜くことから、カカクコムでは「レストランの国民投票」と紹介している。
冒頭、カカクコム取締役の村上敦浩さんは「素晴らしいお店にランクを付けることは大変おこがましく、心苦しく思うこともあります。日本が世界に誇る、素晴らしいお店と料理を、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いから、このアワードを主催しています。お店があっての食べログです。日頃の感謝の気持ちもお伝えできたらと思っております」と挨拶した。
○料理人を憧れの職業に
アワードでは、まず「ノミネート店の料理人から聞いた、料理人として尊敬を集める料理人」に贈られるChefs' Choiceが発表され、「カンテサンス」(東京都、フレンチ)の岸田周三さんが受賞。
岸田さんは「昨秋、料理人を主人公にしたTVドラマの監修を務めました。いま、料理人が減っています。料理人を、若い人たちが憧れる職業にしていかないといけない。そういった意味で、私の活動を支持してくださった方がいたのかも知れません」と語った。
続いて「アワード2016年 発表以降の初ノミネート店のうち、ユーザー投票での得票数が多かった上位10位までのお店」に贈られるBest New Entry(全11店舗)が発表。
受賞者からは「この喜びを、早くスタッフとうちの家内に伝えたいです」といった感動コメントもあれば、「いまとても緊張しています。早く帰って仕込みがしたいです」と会場の笑いをとるコメントも聞かれた。
そして「都市部以外のエリアにあるお店のうち、時間をかけてでも食べに行く価値があるとユーザー投票で得票の最も多かったお店」(東日本・西日本で各1店舗)のBest Regional Restaurantsが発表された。
選ばれたのは「日本料理 たかむら」(秋田県、懐石・会席料理)と、「徳山鮓」(滋賀県、郷土料理)。受賞の2人は「旅行を兼ねて地方まで食べに来てもらえたら嬉しいです」「父も、よくやったと言ってくれるのでは」と喜びを語った。
○皆さんが金メダリストです
最後にGold、Silver、Bronzeの各賞が発表された。ノミネートされたのは624店(2019年の対象期間中に食べログの総合点4.00を超えた店舗が対象)。その中から、食べログユーザーの投票により「レストランを語るなら、必ず押さえておくべき名店」としてBronzeの488店、「一生に一度は味わっておきたい、匠の技に出会えるお店」としてSilverの102店、「この国のどこにあったとしても、生涯通い続けたいお店」としてGoldの34店が選ばれた。会場ではGoldの34店舗の代表者が登壇してトロフィーを受け取っていた。
プレゼンターには寺門ジモンさんと太田雄貴さんが登場。寺門さんが「木村拓哉さん主演のドラマの影響で、今またフレンチレストランに注目が集まっています」と、カンテサンスの岸田さんに話をふると、岸田さんはドラマ撮影時のエピソードを披露する場面も。
「こだわり出すと、いくらでも時間を使う撮影現場でした。全然、映っていないようなものにも気を遣う。ドラマの監修は今回限りで良いかな」と会場を笑わせつつも、「でもやって良かった」と最後は笑顔に語っていた。
さらに太田さんは、「個人的にも、大半のお店に行かせてもらったことがあります。また、ここで再会できて嬉しい。皆さん、オリンピックで言ったら金メダリストですよ」と讃えていた。
各賞の受賞店は、食べログアワードの発表サイトで確認できる。
