まさかのプレーオフ敗退に苦虫を噛む三竿。鹿島のACL連続出場は「3」で途切れた。写真:田中研治

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 2年前にアジアを制した王者の早期敗退に、中国メディアも驚きを隠せない。

 火曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフで、鹿島アントラーズはメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とホームで対戦し、0−1で敗れた。Jリーグ勢がプレーオフで姿を消すのはACL史上初で、今季のグループステージ本選には横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、FC東京の3チームがエントリーする。

 この一戦を詳報したのが、中国の全国スポーツ紙『新浪体育』だ。過去にACLでは、広州恒大や上海上港など中国の強豪クラブが何度も鹿島と対戦しており、その本拠地カシマ・スタジアムは難攻不落の鬼門と捉えられている。同紙は「ホームであんなに強かった鹿島がなぜ敗れてしまったのか」と疑問を投げかけ、次のようにレポートした。

「彼らを殺したのはあまりにも過密な日程だ。ザーゴ新監督が試合後に嘆いたように、(元日に)天皇杯決勝で敗れてから選手たちは6日間しか休みをもらえず、ドタバタのままにメルボルン・V戦を迎えた。サポーターもチームができるかぎりのベストを尽くしたと感じているが、日本のメディアのなかには『日本サッカーにとって屈辱的な敗北』と酷な論調を展開するところもある。かならずしもフェアとは言えないだろう」

 と、かなり同情的だ。

 さらに同紙は敵将のコメントも紹介。カルロス・ペレス・サルバチュア暫定監督は「日本のスタジアムは本当に素晴らしい。これほどの大雨でも苦に感じることなく選手たちは最高のパフォーマンスを発揮できた。我々はラッキーだったと言える」と話している。

 東アジアのライバルである中国と韓国はともに4クラブずつを送り込む。はたして、Jリーグを代表する3クラブは2大会ぶりにアジアの覇権を奪還できるか。本選(東アジアゾーン)は2月11日に開幕する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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