長嶋一茂 父・茂雄と確執激化!番組で起きた家族の肖像NG騒動

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関係者たちに支えられながら祭壇の前に立ったミスターこと長嶋茂雄氏(83)は、いまは亡き先輩に花を手向けた。1月21日、“野球界のレジェンド”金田正一さん(享年86)のお別れの会が開催された。

「参列者は球界や芸能界から500人。しかしミスターの長男・長嶋一茂(54)の姿はありませんでした。金田さんの対談本にはその当時5歳だった一茂との対談も収録されており、’99年に一茂が結婚したときには、金田さんも参列しています。それでもお別れの会に一茂が来なかったのは、もしかしたらミスターとのニアミスを避けたからなのでしょうか」(スポーツ紙記者)

’09年に報じられたミスターと一茂の“骨肉の争い”。原因は父のトロフィや、母・亜希子さん(享年64)の遺品などを、一茂が無断で大量に売却したことだという。

「最初に確執が報じられてからすでに10年が経過していますが、その溝は埋まっていないどころか、さらに深まっていることを知りました」と語るのは、テレビ番組の制作会社関係者だ。その出来事は昨年夏、坂上忍がMC務める番組『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)で、一茂を特集した2時間のスペシャル版を制作中に起こったという。前出の制作会社関係者が続ける。

「一茂さんが“長嶋家の秘密”を語るということが、メインテーマで、番組の目玉企画の1つがハワイロケでした。’07年に逝去した母・亜希子さんのお墓はハワイにあるのです。そのお墓や、長嶋家ゆかりの場所などを一茂さんが訪れる様子を収録しました。日ごろから“ハワイ好き”を公言する一茂さんもノリノリだったのですが……」

番組では、茂雄氏や亜希子さんの過去の映像も使用する予定だったという。

「長嶋茂雄さんの肖像権を管理している会社は『オフィスエヌ』で、次女で一茂さんにとっては妹にあたる長島三奈さん(51)が社長を務めています。オフィスエヌに『シンソウ坂上』のスタッフが過去の映像の使用許可を求めたのですが、NGというのが回答でした。さらに亜希子さんの墓参シーンなど、ハワイロケの放送もやめてほしい、という要請まであったのです。結局、現地で何時間もかけて撮影した映像は、ほんの数秒のイメージカットを残しただけで、ほぼすべてがお蔵入り、という異例の事態となってしまいました」

オンエアでは、一茂は父との思い出や、幼いころ誰よりも長く彼に接してくれたという母・亜希子さんについても語っている。

「それにもかかわらず、ミスターや亜希子さんの映像や写真はいっさい使用されておらず、何かとても不思議な印象を受けた覚えがあります」(当時、番組を見たテレビ局関係者)

オンエアされた番組中で一茂は坂上のインタビューに対し、報じられてきた家族の確執についても言及している。

「(父については)だいぶ距離感が出ちゃってるから、いまも。(関係の修復は)なかなかいかないんじゃないかな。親子といえ別人格だから」

「(きょうだいとは)もともといっしょにメシ食ったことない。最近だと母の葬式以来、会っていない」

前出の制作会社関係者は言う。

「さらに一茂さんは『(家族関係は)いまのままでいいというのもある』とも語っていました。一茂さんは、家族関係に距離があるのは昔からで、それぞれ性格も違うから仕方がない、というように淡々と話していました。しかし使用許可を求めたときのオフィスエヌの反応を見る限り、確執はもっと激しいものだと思いました。“長嶋家の名前を使って仕事をしてほしくない”“(一茂さんを)家族とは認めていない”という、茂雄さんや三奈さんの厳しい意思が伝わってきたのです」

この件について、一茂の個人事務所「ナガシマ企画」とオフィスエヌに取材を試みたが、ロケシーンの全カットについては特に否定しなかったものの、理由については聞くことはできなかった。

《(取材に)回答する必要を認めません》(ナガシマ企画)

《弊社は長嶋茂雄の肖像権を管理する会社であり、そのためにテレビ局とやりとりすることはありますが、その内容について話すことはありません》(オフィスエヌ)

冒頭のミスターが参列した金田正一さんのお別れの会の喪主を務めたのは、息子で俳優の金田賢一(58)だった。父の死を悼むその姿を見て、ミスターの胸にはどんな思いが去来したのだろうか。

「女性自身」2020年2月11日号 掲載