エリクセン退団が濃厚も…モウリーニョ「まだこんな状況なのは良いことではない」

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 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、インテル移籍が濃厚となっているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに言及した。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 エリクセンはトッテナムとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるが、契約延長には至らず。移籍金が発生する今冬の退団が濃厚となっており、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』によると、1680万ポンド(約24億円)の移籍金でトッテナムとインテルが合意に近づいていることが報じられている。

 25日に行われたFAカップ4回戦のサウサンプトン戦(1−1のドロー)でエリクセンがベンチ外となったことからインテル加入は間近となっているようだが、モウリーニョ監督はこの時期まで去就が決まらなかったことに不満を示した。

「特別何かを言いたくはない。ただ一つ言いたいことは、1月25日にこのような状況になっているべきではない。でも、それはトッテナムのせいではないことも言っておきたい」

「エリクセンについて言える唯一のことは私がここに来てから、彼はとてもプロフェッショナルな態度で私やチームに対して振る舞っていたことだ。このような状況となったことに最後はトッテナムが責任を負うことになるが、1月25日にこのような状況になっていることは良いことではない」