ナダル ショットをぶつけてしまった少女と再会。笑顔のツーショットを撮影

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「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日〜男子2月2日・女子1日/ハードコート)2回戦でリターンショットをボールガールにぶつけてしまったラファエル・ナダル(スペイン)。ナダルは試合の翌日に再び彼女に会い、その際に撮ったツーショット写真を自身のTwitterに掲載している。

発端は、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)との2回戦の第3セット途中、ナダルのリターンゲームでのこと。


ナダルのリターンは相手コートを捉えることができず、大きく左へそれた。そのボールがなんと審判台付近にいたボールガールを直撃。ナダルは「しまった」という表情を見せ、すぐさま彼女へ駆け寄った。


かなり痛そうに見えたが、彼女は「大丈夫」と言って笑顔で親指を上げる。それでも心配するナダルは状態を確認し、その頬にキス。そしてデルボニスに勝利した後、彼女に謝罪のためヘッドバンドを渡した。


オンコートインタビューでは「テニスコート上で僕が経験した、最も恐ろしい瞬間の一つだったよ。ボールは彼女の頭にまっすぐ向かってしまったからね。ずっと前に“ウィンブルドン”でもそういう瞬間があったけど」と語っていた。


その翌日、ナダルはTwitterで「今日、彼女と彼女の家族と会う機会があったんだ。コートで起きたあの恐ろしい瞬間の後、彼女は良くなっているようでとても嬉しい。Annitaは勇敢な女の子だよ」と、ツーショットのセルフィーを掲載。


笑顔の二人の写真には10万件以上の「いいね」が付いている。


テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのナダル(左)
(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)