にごり酒とチョコレートがコラボした「ショコラにごり酒」について、福島県喜多方市のほまれ酒造株式会社に取材した。

老舗酒造が「ショコラにごり酒」を発売

1918年(大正7年)創業のほまれ酒造は1月21日、新たに「ショコラにごり酒」を発売した。

甘くてほろ苦いチョコレートの味わいに、ミルキーなにごり酒が加わることで絶妙な大人の味わいに。しつこくないので、甘いものが得意ではない人も飲みやすいという。

牛乳割りや生クリームをのせても美味しいそうで、同社ホームページにてアレンジレシピを公開している。

提供:ほまれ酒造

姉妹商品の海外でのヒットを受け開発

日本酒とチョコレートを組合わせた新しい商品は、どのような経緯で誕生したのか。

ショコラにごり酒は同社が8年前に発売した「苺にごり酒」に続く、にごり酒を使ったフレーバー商品だ。

ほまれ酒造の唐橋裕幸代表取締役社長によると、「苺にごり酒」は国内でのにごり酒の販売が低迷してきたため、開発に踏み切ったもの。現在は国内はもとより、特に海外で好評を得ているそうだ。

海外でにごり酒の人気が高く、試飲会で来場者が「クリーミー」「ミルキーで美味しい」とコメントしていたのを思い出しました。

そこで、にごり酒=ミルク(牛乳)に置き換えて考えればいいのではないか…と様々なフレーバーを試して、辿り着いたのが“苺”でした。

海外で苺にごり酒が大ヒットし、その次のフレーバーを考案できないかとの要請を受けて試行錯誤し、そうして辿り着いたのが“ショコラにごり酒”です。

海外の日本食レストランで大人気のモチアイスのフレーバーからヒントをもらいました。

提供:ほまれ酒造/NYで行われたイベント

バランスに加え、パッケージにもこだわり

チョコレートとコラボする日本酒として「にごり酒」を選んだ理由は、通常の日本酒だとストレートすぎて味わいにまろやかさが出ないからだそう。

にごり酒のミルキーなテクスチャーがまろやかさを生み、チョコレートの絶妙なバランスを生み出します。

バランスには特に気を遣ったと振り返る。

少しでもにごり酒の風味が強すぎると、女性にはうけません。

また、あまり甘過ぎてもやはり現代の女性にはうけないと考え、絶妙な味わいとテクスチャーのバランスにこだわりました。

度数は、生クリームや牛乳などと混ぜて飲んでもらってもいいように10%位を目指して作りました。

さらに、可愛らしさと上品さを醸し出せればとパッケージングにもこだわったという。

ほまれ酒造/Facebook

今後も様々なフレーバーに挑戦へ

同商品のターゲット層を聞いた。

やはり女性が中心だと思いますが、現代の若い男性は実は結構スイーツが好きだというデータもありますので、あまりこだわっていません。

提供:ほまれ酒造

同商品い込める思い・ビジョンを、こう話す。

やはり女性が中心だと思いますが、現代の若い男性は実は結構スイーツが好きだというデータもありますので、あまりこだわっていません。

国内だけでなく、海外にもどんどん広めていきたいです。実際、海外の試飲会でテストしましたが、かなり好評でした。

海外では通常の日本酒に加え、フレーバーのお酒が人気です。

フレーバーは様々な組み合わせが考えられるので、今後とも様々な商品開発にチャレンジしていきたいです。