コロンビアの首都ボゴタで国際テロ対策会議に出席するマイク・ポンペオ米国務長官(2020年1月20日撮影)。(c)Raul ARBOLEDA / AFP

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【AFP=時事】ウクライナに対する米政権の立場について質問され激怒したとされるマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官が25日、その一部始終を暴露した女性記者はうそをついているとして書面で反論した。

 ポンペオ氏はまず、米公共ラジオNPRで同氏にインタビューしたメアリー・ルイーズ・ケリー(Mary Louise Kelly)記者に「わなにはめられた」と述懐。

 インタビュー後の「会話」は、録音機を持ち込まないことを前提で応じたものだとし、「この記者が報道の基本ルールと良識に反することを選んだのは、恥ずべきことだ。これこそトランプ(Donald Trump)大統領と現政権を傷つけようと躍起になっているメディアが、どれほど錯乱しているかを示す一例だ」と非難した。

 さらに、インタビュー後にポンペオ氏が側近に持ってこさせた白地図で、ウクライナの位置を知っているかどうか試されたケリー記者が「私がウクライナを指すと、彼は地図を片付けた」と語ったことについても、「バングラデシュはウクライナでは『ない』ことは言っておいてもいいだろう」と述べ、ケリー記者が間違ったことを暗に指摘した。

 一方、ケリー記者は、インタビュー後の会話を録音するなとも言われなかったし、仮にそういう条件を提示されても応じなかったと反論。

 またNPRのジョン・ランシング(John Lansing)最高経営責任者(CEO)も、ケリー記者を支持するとし、ポンペオ氏の声明は「あからさまなうそだ」と非難。「われわれは脅しには屈しない。メアリー・ルイーズ・ケリー記者も、NPRも、脅しには屈しない」と明言した。

 トランプ大統領の弾劾裁判では、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領に圧力をかけたことが「権力の乱用」に当たるとして争点になっているが、ポンペオ氏はその電話での会話を聞いていたとされる政権高官の一人として非難されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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