俳優の神尾楓珠が25日、都内でファースト写真集『Continue』(1月21日発売)の発売記念握手会を開催。報道陣の囲み取材にも応じ、写真集の撮影エピソードや21歳の抱負などを語った。

神尾楓珠


日本テレビ系ドラマ『3年A組−今から皆さんは、人質です−』で注目を集めた神尾のファースト写真集は、20歳の1年間を季節ごとに撮影した、神尾の成長を四季と共に感じられる一冊。1年を通じ別の人物を演じた「act パート」では、出会いから別れを描き、最後にはせつない本気の涙を見せている。

神尾は「写真集を出すときは不安だった。静止画で撮られるのが慣れてないので大丈夫かなと思ったんですけど、完成を見たらやってよかったなって。すごい満足の写真集になった」と手応え。「1年かけての撮影だったので、僕の20歳の成長も見られると思いますし、日本の四季の美しさも一緒に感じることができると思います」とアピールした。

お気に入りの写真は、涙を見せているカット。「『本当の涙を流してほしい』って直前に言われて。目薬でいいんじゃないかって思ったんですけど、本当の涙と目薬は違うって言われて、頑張って涙を流そうと…。きれいな涙が流れたっぽくてよかったです」と振り返った。

今月21日に21歳を迎えたばかり。21歳の抱負を聞かれると「もっとエネルギーを使っていきたい。省エネな生活をしていて、それだと物足りないものとか生まれてきちゃうので、今年はもっとエネルギーを使ってみようかなと」と回答。「一番会話が続かないルートを探したり、家から出ないとか、ご飯食べても端っこに座ってあんまり話を振られないようにするという感じだったので、もっと人との関わりをしていこうかなと思います」と語った。

さらに、「人といるのも好きなんですけど、体力がもたないんです。僕がこんな目をしてるから、すぐ『つまんない?』『今楽しくない?』って聞かれるんです。それもちょっと疲れるんです」と打ち明け、「楽しんでいるんですけど、そう聞かれるから、もっと楽しんで生きていけたら」と話した。

「目力イケメン」「目力世界遺産」と言われるほど目力が人気だが、「昔から『独特な目だよね』と言われたことはあったんですけど、『目力が強い』というのはあんまり言われたことがなくて、言われてから気づきました」とのこと。また、「クッという目力ではなく、抑えているほうの目力で、暗いって言われる。迫力のある目力というより、吸い込まれるような目力。普通にしていると『目が死んでる』って言われる」と意外な告白。「つまんないって思われてるんだろうなと思って、最近ちょっと目を開けるようにしています」と笑った。