左からMFアダイウトン、MFレアンドロ、DFジョアン・オマリ

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 敵としては手強い相手、サポーターだった。しかし、これからは仲間であり、味方となる。FC東京に加入したMFアダイウトン(←磐田)、MFレアンドロ(←鹿島)、DFジョアン・オマリ(←神戸)は新天地での活躍を誓った。

 アダイウトンは15年、レアンドロは17年、オマリは18年から日本でプレー。幾度となく、ピッチ上でFC東京と対戦してきた。3人が共通して抱いていたFC東京のイメージは「非常に厳しい戦いを強いられた」ということ。だが、今季からは“手強い相手”の一員となる。「これからは相手に対し、厳しく難しい試合をしたい」とアダイウトンが意気込めば、レアンドロは「熱狂的なサポーターが多い印象。声援を力にして戦えるので頼もしい」と“12番目の戦士”たちとともに戦いに挑むことを待ちわびている

 新体制発表会見では趣味に話が及んだ際に、レアンドロが「アダイウトン選手が好きなのはゴールを決めることさ」と白い歯を見せた。レアンドロの“ジョーク”にアダイウトンは、「きっと、レアンドロ選手が私にパスを合わせてくれると思うので、ゴールを決められると思っている」と返し、ホットライン開通の予感も。そして、「タックルが得意」と言うオマリに対し、レアンドロとアダイウトンが「ディフェンス頑張って下さい。お願いします!!」と懇願したように、すでに連係も抜群(?)のようだ。そんな、3選手が今季狙うは「すべてのタイトル獲得」だ。

「このチームに移籍することを決めたときから、何としてでも優勝したい、タイトルを取りたいと思っていた。素晴らしいサポーターのためにも優勝したい」(アダイウトン)

 長谷川健太監督も新たな戦力に期待を寄せる。「フィットするまでの時間は短くて済むので、Jリーグの経験者の中から補強した。彼らの力がプラスアルファになってこないと、昨シーズンよりも高いチーム力を目指せない」。自身が持つ力を存分に発揮し、チームを初の栄冠へと導きたい。

(取材・文 折戸岳彦)