小泉文明社長

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 鹿島アントラーズは23日、2020シーズンの新体制発表会見を行った。メインスローガンは2016年からの『Football Dream』を継承。16年の「ともに」、17年の「つなぐ」、18年の「こえる」、19年前半の「かわる」に続き、サブテーマには「みせる」が据えられた。

 小泉文明社長は「変わった姿を見せる。フットボールで魅了する。二つの意味を込めた」とスローガンのメッセージを説明。「ピッチ上では積極的に主導権を取りにいくスタイルで全てのタイトルを目指し、ビジネスでは新たな価値をつくりたい」と新シーズンの展望を述べた。

 補強の面ではDF奈良竜樹(←川崎F)、DF杉岡大暉(←湘南)らJリーグで実績を持つ選手に加え、ブラジルからMFファン・アラーノ(←インテルナシオナル)、FWエヴェラウド(←ケレタロ)を獲得。MF荒木遼太郎(←東福岡高)、MF松村優太(←静岡学園高)、FW染野唯月(←尚志高)という世代屈指の新卒選手も加わり、新指揮官のザーゴ監督の下で「自ら主導権を奪いにいく積極的なスタイル構築」が今季のテーマとなる。

 また昨季はJ1リーグ3位、ルヴァン杯ベスト4、天皇杯準優勝と国内3大タイトルでいずれも頂点に迫りながらも戴冠はならず。連覇を期して臨んだAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も8強で敗退した。無冠からのリスタートとなる今季は「挑戦者」としてのタイトル奪還が目標。「すべての試合における勝利、一つでも多くのタイトルを獲得するという目標は、決して揺らぐことはない」という姿勢も強調した。

 なお、18年途中の加入からあらゆる公式戦でフル稼働し、攻撃の軸を担ってきたMFセルジーニョは「海外クラブ移籍を前提とした交渉を行っている」と小泉社長。加入先が正式に決定し次第、クラブから発表されるという。

(取材・文 竹内達也)